NHKの大相撲中継中止に賛成
いろいろと取りざたされてどうなるかと注目していたNHKの大相撲中継中止が中止になったのでよかったと思っている。
NHK改革のためにNHK会長になった福地茂雄氏の強い決断が合ったのではないかと推察する。
NHKに寄せられた電話やemailなどの68%が中継反対であったという。相撲ファンなら中継を見たいと思うのだが、それをあえて今回は中止にすべきだと言ったのだ。その声も無視できなかったに違いない。
NHKは公共放送だからこそ、今回のような暴力団がらみの賭博行為には厳しい態度で臨んで当然なのだ。これまでも力士暴力事件や暴力団幹部への維持会員席斡旋など、大相撲協会の隠蔽された体質がうやむやのまま見過ごされてきたのが、ここにきてどうにもならなくなったのだと言える。
一場所約5億円ともいわれる放送権料をどうするかは未定だそうだが、これは支払うべきではないと思う。視聴者の視聴料から支払われえている訳で今回はそれもきっぱりと断るべきである。ダイジェストの放送は、通常のニュース報道としてやればよい。
大相撲協会理事長は、名古屋場所が終わったら謹慎期間が解け復帰すると言われているが、現行の村上理事長代行が引き続きその任に当たり、相撲協会の徹底的な改革の道筋を示すべきである。とりわけ暴力団との関係については警察の力を借りて究明して、長年続いてきた暗い関係を絶つべきである。
NHKの中継を再開するのは、その後からでよい。本当にこれでよいと誰でも納得できる体制ができてからで十分だ。
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