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2010年7月13日 (火)

100歳まで生きると大変なんだなあ

 日本は高齢化社会に向けて進んでいると言われて久しい。平均年齢は世界のトップレベルだ。しかし、健康で長生きとなるとどうなのだろう。

 日本人で100歳以上まで生きる人の数は、1950年にはたった97人しかいなかったという。戦後5年だから、まだまだ食糧難などが厳しかった頃である。この頃は60歳ぐらいまで生きれば長生きといわれたに違いない。戦争で行き来ができなかった母方の祖父に小学校6年のときに会ったとき、祖父はまだ60歳前だったが、随分と歳を取ってみえたのを覚えている。昔は、50歳を過ぎるとそれなりに年寄りという風格があったからであろう。

 2009年には、100歳以上の日本人は4万399人になったという。約60年間で400倍にも増えたのだ。この間、高度成長があり、住宅環境も大きく変わったし、上下水道も完備されたし、栄養のある食べ物を摂るようになった。(一方で栄養過多になりメタボが騒がれるようにもなったが)また、衛生教育も徹底されたし、生活習慣も改善された。何よりも医学の進歩が目覚しく、ガンでも手術をすれば長生きするようになった。そうしたさまざまな社会環境のかいぜんによって100歳以上の長寿者が増加したと言われる。

 しかし、100歳まで生きることが必ずしも健康であることとは一致しないという。ある調査によると、97%の人は、なんらかの疾患を持っているという。そりゃそうだろう。私だって白内障の手術をしたし、緑内障という不治の眼病を持っている。100歳以上の人は、高血圧、骨折、心臓疾患、呼吸器疾患、脳卒中、ガン、眼病などを患っていて当然なのだ。日野原博士のように元気一杯という人はごく少数なのだ。64%が薬を飲み、38%が寝たきりであるという。

 心身の機能についても、認知症、アルツハイマーなどの障害があり、食事、トイレ、入浴、歩行などができる自立した人は、わずか18%だという。

 こうした研究をしている、慶応大学老年内科の広瀬講師は、「長寿者は”虚弱”だ。」と言っている。やはり、長生きをするということは普通はなんらかの病気や障害を持ち、誰かの世話にならなければならないのだ。でも、それは人間だけでなく全ての生き物の宿命であり、自然の姿であると思う。長く生きると遅かれ早かれ体や心の機能が減衰し最後を迎えるのだ。

 だからといって悲観的になるのではなく、生きている間は、人生に前向きで、好奇心を持ち、人の世話をしたり、交わったりして積極的に楽しく明るく過ごすことが大事であるようだ。

 

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