これが「元気に100歳」の世界だ―週刊現代から
週刊現代7月31日号の「これが『元気に100歳』の世界だ」を読んだ。それによると身体が弱かったり、何度も大きな病を患った人でも高齢になって元気になり100歳を超えて生きている人もいるそうだ。 長生きの遺伝子があるという説もあるらしい。
100歳を超えて元気な人の共通点は何事にも積極的で楽天的であるということのようだ。カラオケに行ったり踊りを楽しんだり、自分で食事を作っている女性。100歳を過ぎても運転をしている人もいるらしい。
高齢になってから新しいことを始め、それに熱中している人も多いという。80代で俳句や書道を始めた人、108歳でテレビゲームを始めた人、絵や写真の趣味で個展を開いた人もいるそうだ。94歳でパソコンを習いインターネットなどを楽しんでいる人もいるという。
単に元気な高齢者であるだけにとどまらず、若返るような変化を見せる人が増えて行く可能性が高いという。
ルイ・パスツール医学研究センターでアンチエイジング医科学研究室長を務める日比野佐和子医師は、
「今は、肉体的にも精神的にも若返ったような人がどんどん増えて、60代や70代のレベルというケースも少なくない。100歳を超えて大学に入った人や、自転車に漏れるようになった人もいる。この傾向はますます加速するだろう。」と嬉しいことを言っている。
日比野医師によると、「人間の脳は、新しいことを経験すると、年齢に関係なく活性化される。新しい知識を吸収したり、新しい人間関係を築いたり、何かにチャレンジすると、100歳になっても、脳は活発に働いて老化しなくなって、若くなっていく。
逆に、新しい経験をしないと、脳の活動は慢性化して、精神は落ち込み、認知症などになる可能性が高まる。免疫力が低下して、病気にもなりやすくなる。」という。
若返るかどうかは別として、脳を若く保つことは大切なことだとは素人にも理解できる。
先だって朝日新聞に書いてあった記事では、100歳以上生きると体に故障が多くなり、認知症などになる人も多いと悲観的なデータであったが、この記事は明るい希望を持たせてくれるものになっている。
ところで、先日読んだ記事によると、子どものころに自然に触れ合うことが多かった人は、40歳を過ぎても、さらに高齢になっても、前向きな姿勢の人が多く、何か新しいことにチャレンジしようという意欲を持つ人が多いと書いてあった。逆に自然に触れ合うことが少なかった人は、引きこもりになったり、チャレンジしようという気持ちが弱い人が多いということだ。
今の高齢者は、子どものころは自然に触れることは当たり前というか、自然の中に生活があったと言っていい。先の調査の裏づけにもなっている感じがする。
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自分の人生はどこまでなのかは神様以外には分かりません。私は若い頃、手相を自分で見て、とても70歳までは生きないだろうと思っていましたが、知らぬ間に来てしまいました。これから目標を100歳においてみるのもよいかもしれませんね。
投稿: らら | 2010年7月31日 (土) 17時33分
投稿: kaori | 2010年7月31日 (土) 08時57分