鳩山首相と小沢幹事長の辞任
2日の午前11時ごろ、病院のテレビを見て、鳩山首相と小沢幹事長が辞意を表明したことを知った。格段の驚きはなかった。やはり内閣支持率が20%を割るぐらいになると持たないのかなと思った。
マスコミで、あれだけ金銭疑惑について報じられながら今日まで頑張って来たが、普天間基地問題での迷走やそれに関連して社民党が政権離脱をしたのが響いたようだ。
民主党の役員が全員辞任をして、4日に両院議員総会を開いて次期代表を決めるということだが、はたしてどうなるのであろうか?すんなりとは行かないような気がするのだが。
これを書くのは、まだ夕刊も出ていない時間なので、誰が次の代表になるのか下馬評もわからない。最有力は菅さんなのだろうか?
いずれにしても、参議院選挙を7月に控えて、党運営は大変であろうと思うし、失った国民の信頼を取り戻すのはもっとしんどいことであろう。鳩山氏と小沢氏が辞めただけで民意がさっと変わるとは思えないのだ。
それにしても、あれだけ劇的にチェンジをしながら、たった8ヶ月で総理を投げ出さなければならないとは、何とも情けないことである。民主党は、自民党の福田、安倍、麻生から何も学ばなかったようだが、誠に残念である。同じ轍を踏むのは愚の骨頂である。
国民の期待を裏切って、政権を投げ出す罪は大きい。そうは言っても、自民党には戻って欲しくはない。真っ平御免である。次の民主党代表は、何とかして態勢を立て直して昨年の国民の期待に沿ってもらいたいものである。それは、当面は他に代わるだけの力を持った党がないからである。
税金の無駄遣いをなくして借金を減らすこと、そのための行政改革、国会議員の定数の削減と、給料や歳費の大幅削減、公務員の天下り厳禁、農林畜産漁業対策、国民の文化的最低限の生活の保障、アメリカ基地の国外移転、安心できる介護・病気対策、年金問題、教育問題・・・・・・やってほしいことはいろいろあるのだ。
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