白内障手術体験記―②―
8時20分頃に、第一回めの散瞳薬が点眼された。そして少しして血圧が計られた。148-90もあったのでびっくりした。朝家で計ったときは、125-74であった。やはり緊張しているのかと思った。
持って行ったICデコーダーで、ヘイリー・ウエストンラの歌を聴いて過ごした。二回目の散瞳薬の点眼は8時35分頃であった。その頃一番の人が手術室に呼ばれて行った。3回目の散瞳薬の点眼は、8時50分ぐらいであった。どうやら15分おきに点眼するらしかった。
9時半ごろには5番目の人も呼ばれた。その後私は呼ばれないので、看護婦に「何時頃になるのですか?」と尋ねた。「10時ごろだと思います。待ってもらってすみませんね。」と言った。そうやら最初に言った看護婦から私が一番に来たのに最後になったことを申し送られている様子であった。
10時ごろに、やっと手術室に呼ばれた。看護婦が連れて行ってくれた。入ったところで靴を脱ぎはだしになった。
まず、更衣室でパンツ1枚だけになり、青い手術着に着替えた。それからベンチのある待合所で待った。5番目の女性がまだ待っていた。
私は、トイレに行っておこうと思いトイレに行った。扉は掌をかざして開閉する方式であった。
トイレから戻ると、オガワさん1番の人が戻ってきた。その人は2回目の手術を受けたそうだ。「痛くはなかったけど、眼球の注射は痛かった。」と言った。「麻酔は点眼のはずですが・・・。」と言ったが黙っていた。
看護婦が迎えに来てオガワさんは出て行った。待っている間にもう一人待っている人と話した。その人も2回目であった。その女性も手術室に入っていった。
そこへ女性が入ってきた。入院して手術を受ける人らしかった。暫くすると、もう一人車椅子の女性が来た。
なかなか呼ばれないので緊張が増した。待つのは実に嫌なものだ。看護婦に「私は何番目ですか。」と聴いたら、「次です。」と言った。
若い学生のような人も入ってきた。
待つことしばし。やっと私が呼ばれた。スリッパを履いて 看護婦についていくと、強い風で埃をとばすという狭い場所で埃を取り、中に入った。手術台が2つ置いてあり広い部屋であった。手術台にのり仰向けに寝た。散瞳薬を点眼し、右手には血圧計、胸に心電図、左手首に化膿止めの点滴がセットされた。そこまでは2人の看護婦で手際よく行われた。そこですぐに手術が始まるのかと思っていたが一向に始まらなかった。待っているのは本当に嫌なものであった、
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