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2010年5月 1日 (土)

理解できない、鳩山首相の普天間基地移設問題への対処

 朝日新聞29日の朝刊によると、鳩山首相は、沖縄の普天間基地の移設案を固めたという。ひとつは、名護市の辺野古に「桟橋方式」で1800mの滑走路を新たに建設すること。もうひとつは、鹿児島県徳之島にある既設の滑走をを利用してそこにヘリコプターの格納庫や兵舎などを建設するというものである。

 徳之島の住民の反対を受けて3町長は面会を拒否しているので、首相は有力者の徳田氏に斡旋を依頼したという。

 沖縄県民も何度も大集会を開いて沖縄県内に基地を移設することに反対している。

 もともとは、民主党が選挙目当てで沖縄県内への基地移設に反対を唱えたので沖縄県民がそれに期待をかけたことが始まりである。政権が変わったら必ず公約を実行してくれると思ったのは当然のことだ。

 政権交代から8ヶ月もたって、今頃ようやく鳩山首相の腹案なるものが明らかにされたが、徳之島にしろ沖縄にしろはるか前から基地に反対を唱え、住民集会を開いてボルテージを上げてきた。

 今になって、辺野古に滑走路を造る、徳之島にも1000人規模で移転すると言っても、当事者たちが納得しないのは明らかである。時間が経てば経つほど反対の気持ちが強くなるのは当たり前だ。そんな簡単なことさえ鳩山首相はわからなかったのであろうか。自ら示した期限ぎりぎりになって案を示せば分かってもらえると考えたのであろうか。分からないというのはそのことである。

 戦後65年以上たって未だにアメリカに基地を提供し、その費用の大半を負担させられているのはどう考えてもおかしい。独立国とは言えない。この際腹をくくって普天間基地は国外に移設せよというべきである。グアムでもテニアンでもとにかく国外に行ってもらうことである。

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