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2010年5月17日 (月)

なぜ中国に小学校を建てる?北京日本人会

 14日の朝日新聞夕刊に、平原綾香親子が北京日本人会が貧困地区で建てた「希望小学校」支援のチャリティ・コンサートを開いたという囲み記事があった。

 それによると、北京日本人会は河北省や遼寧省に計10校の希望小学校を建設し、図書や文房具などの寄付を続けているのだという。これらの小学校は貧困地区に建てたもので、平原親子のコンサートは、河北省の希望小学校で開かれたのだという。

 小学校を建てたり、支援のコンサートをやるのは勝手だが、不思議でならないのは、中国政府は何故貧困地区に小学校を建てないのかということである。中国の経済発展は目覚しく、GDPは年率10%以上の成長を続けている。

 オリンピックで国威を発揚し、今また上海万博で史上最大規模のエクスポを豪語している。上海、北京などの高層ビルディングはすざましい勢いで増えている。

 それなのに、たかが小学校ぐらいを建設できないというのは奇怪な話である。ちょっとしたビルを一棟建てる金で小学校ぐらい何校でも建てられるはずだ。それを外国人である日本人に依存するというのは、中国の面子はどうなっているのだろう。

 中国では、物凄い金持ちが何千万人といるそうだが、そういう金持ちは同じ中国の貧困地区を助ける気持ちが皆無のようだ。自分の欲望を満たし、金を限りなく儲けることにだけ情熱を注いであるのであろう。

 それにしても、社会主義を標榜する中国政府は、学校も建てないで貧困地区を放置しておくことを恥としないのであろうか。社会主義は偽りなのか。

 小さな囲み記事を読んで憤りを感じた。

 

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