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2010年5月 4日 (火)

ホームレスの人と話す

 4月30日朝、いつものように山崎川の道を歩いていたら、突然道端にいたホームレスの人から声をかけられた。山崎川近辺でもホームレスはよく見かけたが、これまで声をかけられることはなかったのでちょっとびっくりした。

 ひげをそることがないからだろうか、無精ひげを伸ばして日に焼けた顔をしていた。私は、ホームレスの人と話をしたことは一度もなかったので、話しかけられたことに興味をもった。

 「今、アルミ缶が安くて1kg120円なんですよ。」と言った。自転車につないだ車には南京袋いっぱいのアルミ缶を積んでいた。「5000円ぐらいになるかなあ。」と言った。何日かけて集めたのだろうかと思った。酒は飲まないけどタバコは吸うと言った。タバコが400円以上に値上がりすることも知っていた。

 彼は九州の出身だと言った。「こんな生活をしているので国には帰れない。」と話した。国には親戚がいるのだと思った。「工業高校を出ているんです。」とこちらが聞きもしないのに次々と話をした。「以前は配管をしていて、日に16000円も稼いだこともあったんですが、左足が駄目になってその仕事がやれなくなったのです。」と言いながら、その足を見せてくれた。その足は細かった。名大の先生が「どうにもならないからそのままでいるより仕方がない。」と言ったという。気の毒だが治らないようだ。それでも自転車に乗って遠くの町までアルミ缶を集めに行くのだと言った。

 「親切な人がいてときどき風呂に入らせてもらったり、泊めてもらうことがある。」と話し、「健康保険は入っている。」と言った。住所も借りているらしかった。「生活保護は受けないのですか。」と聞いたら、「生活保護は断っている。」と言い、掌に指を添えて6とか8を示したので何だろうと思ったら、「月に6万から8万稼ぐのです。」と言った。だから生活保護は受けないのだという。

 「でもアルミ缶集めではそれだけは稼げないでしょう?」と言ったら、「ときどき他の仕事に雇われて行くのです。」と言った。足が悪いのでやれる仕事が少ないとも言った。

 65歳になると年金が入るからそれまでは今の生活で頑張るのだという。話を聞く限り生活保護を受けず自力でやろうとしているし、野宿を苦にしている様子もなかった。逞しい感じであった。

 それでもいつ病気になるかも知れないし、歳を取っていくのだから今のような生活を何時までも続けることは難しいだろと思った。

 どこで知るのか、今の鳩山内閣や民主党が期待はずれであることなども語った。鳩山首相は、年越し村の湯浅誠氏を内閣参与にして何とかしようとしているようだが、ホームレスの人たちに住むところを与えて人間としての尊厳をもって生きていけるような施策を一刻も早く実現して欲しいと思う。

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コメント

 昔、新宿駅にホームレスがいてびっくりしたことがありました。今度、東京に行ってきましたが、至る所にホームレスがいて驚きました。国や自治体は対策を講じるべきですが、どうなっているのでしょう?

湯浅誠氏はマスメディアの嫌がらせで内閣参与をやめられたと思って居たのですが、小泉内閣の聖域無き改革とか自助努力で雇用保険も社会保険も無い非正社員の数を増やし、ワーキングプア、失業者、ホームレスは自助努力が無いのでなく、政治が悪いのだと思います。
雇用問題、労働問題に精通した人が内閣には必要だと思います。

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