弱者を食い物にする貧困ビジネス
14日朝のNHKニュースで、貧困ビジネスのついて取り上げていた。増え続けるホームレスにアパートを貸して生活保護受給者にして稼ごうというものだ。
126600円の生活保護費からアパート貸し賃と食費を合わせて10500円を貸主が取るのが一般的であるようだ。光熱費も払わなくてはならないから、手元には殆ど残らないようである。
食費はどこかの弁当を一日2回配るのだそうだが見たところ250円で売っているような弁当である。食べている人は全然おいしくないと言っていた。断りたくてもアパートを追い出されるような気がして断れないのだと言う。
中には貯金通帳を預けてしまい自分ではどうにもできない例もあるという。
そういう貧困ビジネスは、大変にぼろ儲けができるという。その日から儲かるとうそぶいていた。月に一人あたり4万円程度の儲けが見込めるのだそうだ。10人に部屋を貸せば40万円である。生活保護費から先に取るので取りはぐれがないのだ。
アメリカでもそうだが、最底辺の人びとを相手に金を設けようという浅ましいいやらしいビジネスを平気でする人たちがいることを悲しく思う。こういうビジネスをのさばらせておく政府も情けない。鳩山さん、湯浅誠さん、何とかしてちょうせんか。
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