歳をとるとよいことについて―「老いの美徳33」を参考に
「笑って老いを楽しもう」(渋谷昌三著)のP.22には、ジミー・カーター元大統領の「老年時代」(日経BP社)から「老いの美徳33」というのが紹介されている。彼は、老いが素晴らしいことだとして33点を挙げているというのだ。
読んでみると、みながみな自分に当てはまる訳ではないが、うなずけることも多い。その部分を書いてみる。
・過去を振り返る時間がある。
・家族と過ごせる時間が長くなる。
・過去の間違いを正す機会がある。
・全く新しい仕事に取り組める。
・ボランティアなどで地域社会に貢献できる。
・若い人に比べて倫理観が強い。
・物事を的確に判断する知恵が豊かになる。
・社会保障制度の恩恵が受けられる。
・借金をおそれ、貯蓄に励む。
・毎日を大切に生きる。
・夫婦がお互いの好みを受け入れるようになる。
・楽しみ、興奮、冒険の機会を生かせる。
・いつまでもくよくよと考えなくなる。
・制約や義務がほとんどなく、24時間自由である。
・人生で蓄積してきた教育、訓練、経験を生かせる。
・人生で楽しかったことを繰り返せる。
・マルコポーロが一生をかけた距離以上の旅行ができる。
・若いころにかなえられなかった夢を追求できる。
・知識や経験という点で昔の人の千年分を生きられる。
・インターネットなどでアリステレス以上の知識を持てる。
・ロマンスや再婚も可能だ。
・ダイエットと運動で健康になれる。
夫婦喧嘩の処理がうまくなる、性生活が以前より完全で楽しいものになる、一族で旅行できるようになる、などというのもあるが・・・・・。
これらの他に私が付け加えるとすれば、
○敬老パスが貰え活動しやすくなる。
○昔の殿さまよりすごい御馳走が食べられる。
○技術革新で次々に新しいものに触れられる。
○医療の進歩の恩恵に浴せる。
○他人に気を使うとこなく、心を自由に保てる。
○ストレスが少なくなる。
○新しい友人ができる
老いを好ましいものとして捉えて前向きに生きて行くには、このようによいことを数え上げて自分を励ますことも大事だと思う。
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最近、同窓会、同期会の話をよく耳にします。お楽しみですね。貴女はきっと男子生徒の憧れの的だったのでしょう。私たち野郎は同期のマドンナをよく話題にしますよ。
投稿: らら | 2010年5月22日 (土) 17時59分
今日は楽しみにしていた私の中学の同期会があるので昼から出ますが、あれから50年以上経てあの頃の乙女はどんな風に変わっているかしら・・・と楽しみにしています。以前高校時代の友人達にも懐かしい出会いをしましたが、私のことを貴女は高校時代のマドンナだったよ!と言うから50年前のでしょう?と返事したことがありましたがその時あぁ・・マドンナも年をかさねたなぁ・・と思いました。
投稿: 長谷部文子 | 2010年5月22日 (土) 10時06分