小沢民主党幹事長の政治家としての感覚
マスコミで小沢民主党幹事長が岩手で両親の追悼法要を開いたことを報じていた。昨日たまたま書店に立ち寄り週刊誌を見たら、週刊ポストがそのことを大きくとりあげていた。
それによると、3000名も入る大きな体育館でやったようだ。そのために案内状には通し番号が振られて、誰が欠席したかがわかるようにしてあったという。それでも、朝日新聞では、集まった人は2000人と報じていたから、1000人ほどはあてがはずれたのであろうか。
3000人の体育館をを借りて大々的に法要を営むというのは、さすが政権党の幹事長というべきか、少なくとも本人はそう思っているのであろう。多くの人数を集めてその力を誇示しようということだ。
それにしても1968年に亡くなった父親と1995年に亡くなった母親の合同法要をなぜ今の時期にと勘ぐられても仕方がない。本人は政権を取るまでは我慢していたのだと週刊ポストには書いてあったが、本音は力を誇示して影響力を更に高めようということに違いない。
小沢氏のやり方は、疑惑を持たれたゼネコンとの関係といい、今度の法要のやりかたといい、旧態然とした政治家のやることと同じである。金、人集めが力で、それによって他の人をねじ伏せられるという信念があるのだと思う。
こういう前時代的感覚の政治家に21世紀の新しい日本を構想し、その実現をする脳力や能力はないと思う。
折りしも朝日新聞の世論調査で、鳩山内閣の支持率は25%となり、不支持率が61%となった。その原因はひとり鳩山首相にあるとは言えないと思う。小沢幹事長との共同責任である。
週刊ポストによると、小沢幹事長は、6月政変で鳩山首相が退陣に追い込まれるから次を画策しているという。
民主党政権もはや末路に来たのかと思うと政権交代は何だったのかと思う。
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