アカペラ野外コンサート「FAN2010」
昭和男爵コーラスのEさんが、アカペラコンサートの情報をemailで送ってくれた。日曜日に午前10時半から午後17時半まで鶴舞公園の奏楽堂で開催されるということであった。入場料は無料であった。
コンサートの名前は、Festival of Acappella in Nagoya、略してFANである。
当日は、久しぶりによい天気で、日中は暖かくなるという予報であった。午前中は用があったので、昼から自転車で出かけた。丁度、第2部が始まったところであった。
愛知教育大学の「母」という女性グループが歌っていた。奏楽堂の前に大きなスピーカーをセットしてあり、その前の高くなったところに石と土のベンチのような座る場所が180度に展開していた。幸い中央の上段に席を見つけることができた。
「母」は、ネーミングが古風であるが、歌っている女の子たちは、将来先生になる人とは思えない、今風の髪型や目をした子たちであった。私もかつて愛知教育大学の前身の愛知学芸大学で学んだのだが、その頃とは全く変わったようだ。
第一、アカペラを歌うグループが存在することさえ意外な感じであった。考えてみれば、孫の世代になっているのだから無理もない。そんなことを思いながら聴いた。外国の歌を歌っていた。
apolo,実力派のCubix、金沢大学のGee 名古屋のKiss,Bees、大阪大学Pretz,オーストラリアの男性がいるGROOVY、6年連続出場の太った女性が中心のSKIP BEETが出演した。それぞれ得意な歌を一グループ3曲ずつ聞かせてくれた。
今のアカペラは、ヴォイスパーカッション(ヴォイパ)がいて、楽しませてくれるといEさんは言っているが、その通りで、たいていのグループはヴォイパがボンボンボンとベースのリズムを刻んでいた。ヴォイパのよいグループは心地よく聞こえる。
15時15分からは、この日のスペシャルゲスト二組目のTRY-TONEが出演した。歌い始めてすぐにこれは違うと分かった。それまでのグループとは格段の差があった。自作の歌の他に全く異なった歌のように編曲した歌などで楽しませてくれた。また会場のみんなを巻き込んで歌った。リクエストもあり、シェルブールの雨傘を歌った。
天気が暑くなく寒くなく日差しも柔らかで本当に野外コンサートを向けの日和で楽しませてもらった。早くから行って聴いたEさんによると、最初のスペシャルゲスト「宝船」もよかったそうだ。
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