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2010年4月22日 (木)

「病気にならない生き方」-2実践編から―①

図書館で「病気にならない生き方」ー2実践編ー(新谷弘実著)を見つけたので借りてきた。この本の前にかかれた「病気にならない生き方」は発売後まもなく買い求めて読んだ。爆発的に売れてミリオンセラーとなった本であった。でも、第二編は、どうせ同じようなことが書いてあるのだろうと想像して買わなかった。

 第一編と同じく270pほどある分厚い本である。しかし、読みやすく書かれているのでサーッと流し読みをした。

 「人間の身体は本来、病気にならないようにできている」というのが、キャッチコピーで、では、どうすればよいのかを具体的に説明している。著者は、「正しい食事」と「正しい生活習慣」によって病気にならずに人生を全うできると強調している。「正しい」というのが気になるところである。何故ならこれまでにもいろいろな本でいろいろな人が「正しい」食事や生活習慣について書いてきたからである。

 著者が説得力をもつのは、日米で30万人以上の人びとの胃腸を覗いてきてデータを持っているということにある。そう言われると「そうか」と信じたくなる。胃腸を調べた結果「胃相」や「腸相」のよい人とそうでない人がいるのだという。著者がいう「正しい食事」をしている人は「胃相」や「腸相」がよいから「胃相」や「腸相」がよくなるような食事や生活習慣をしようという提案なのである。

 前著にも書いてあったことだが、例えば、牛乳やヨーグルトを飲む人、肉を食べる人は「腸相」がよくないという。

 では、正しい食事と正しい生活習慣によってなぜ天寿を全うできるのかについて著者は次のように説明する。

 「ミラクル・エンザイムを消耗しないことによって健康な生活を維持できる」というのだ。ミラクル・エンザイムは著者の造語である。エンザイムとは酵素のことであり、人間に必要なエンザイムは50種類以上あるという。

 エンザイムは「生物の細胞内で作られるタンパク質性の触媒の総称で生命の維持・活動にかかせないものです。植物の種が発芽し、成長するのにもエンザイムが働いていますし、私たちが食べたものを消化吸収するのはもちろん、手を動かしたり、物事を考えたりするのも、エンザイムの働きのおかげです。」(P.8)

 一つのエンザイムはきまった一つの働きしかしないという。しかし、それが細胞内でどのようにして作られるのかはわかっていないという。

 著者は、エンザイムは原型となるエンザイムが先に作られ、それが必要に応じて作り変えられているのではないかという仮説をたて、その原型になるものを「ミラクルエンザイム」と名づけたのだそうだ。(P.9)

 このさまざまな生命活動に使われるエンザイムが一番多く消費されるのは、「解毒」なのだという。

 「解毒しなければならない要素が多い人ほどエンザイムの消費が激しく、健康維持に必要なエンザイムの不足により、病気になりやすくなる。」(P.9)

 だから、正しい食事とは、「解毒しなくてもよい食事」であり、正しい生活習慣とは、「解毒しなければならない要素を素早く排出する生活習慣」だという。

 ミラクル・エンザイム仮説についてはなんとも言えないが、エンザイムが重要な役割を果たしているということには”ガッテン”である。

―つづく―

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