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2010年3月20日 (土)

山陽・萩・津和野旅行―④―秋芳洞・萩観光ホテル

 秋芳洞に閉館時刻後入れることになったが、その代わり入館料を50円余分に出して欲しいと言った。もちろんOKした。だから1300円のところが団体で1050円となった。

 秋芳洞には17時20分に着いた。添乗員が、「高齢の方がいるので出口のほうから入ります。」と言った。下りになるから楽だというのだ。入り口(本当は出口)に入ると長いトンネルが下っていた。最後の客らしい人たちが数人向こうから来た。それで私たちの貸切になるみたいであった。

 妻は秋芳洞には初めてであったが、私は3回目だった。しかし、逆に見て行くのは初めてであった。大石筍や石堆や両方が合体したものなど見事なものであった。高い天井の場所や2箇所の千枚田なども素晴らしい。途中からちょっとした滝があり水がとうとうと流れて川となっていた。この川は出口まで続いていた。

 ガイドさんが、要所要所にある説明器のボタンを押して説明が聞けるようにしながら案内してくれた。

 私は、国内も海外も幾つかの大きな鍾乳洞を見たことがあるが、秋芳洞は立派なものの一つだ。外に出ると少し暗くなりかかっていた。林の中を鍾乳洞から流れてきた川が流れいい景色であった。

 18時25分にバスが動き出した。秋吉台を通って萩へ向かうと言った。秋吉台に差し掛かったときは外はかなり暗くなっていた。台地は一面雪で覆われていた。その中の道をバスは進んだ。

 19時30分に萩観光ホテルに着いた。このホテルは高台にあり、海に面していた。私たちは6階であった。部屋に荷物を置くとすぐに食事の部屋に行った。オプションの料理を注文した人たちとそうでない人たちに分かれていた。

 料理は、「ふくづくし」であった。山口では「ふぐ」のことを「フク」というらしい。きっと縁起をかついでそう言うのであろうと思った。薄く切ったふぐの刺身、天麩羅、吸い物、煮物、茶椀蒸しなど・・・全てにふぐが入っていた。追加の料理を注文しなかったが量は十分あった。隣の席の奥さんが食べないものまで頂いた。

 食事の後売店を覗いて土産物を買った。試食品が出ていたので都合がよかった。

 浴場は、海が見える大浴場で、こちらは何度入ってもよかった。前日の広島プリンスホテルとそれほど差はなかった。

 部屋は和室でトイレと便所と洗面所がついていた。入浴後自販機でビールを買うことにしたが、ここの自販機には、何と発泡酒や第3のビールまであった。それでちょっとけちって500ml缶270円の第3のビールを買った。

 第2日は、雪で大渋滞にあって一時はどうなるかと思ったが、何とか予定をこなせてよかった。

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