2010年元旦、平和な一年であってほしい
2010雪静かなる晨かな
新しき雪新しき年寿ぎて らら
2010年、平成22年が始まった。寝床の中で雪の気配を感じたので、玄関の戸を開けて外に出てみると、庭木の上に白い雪が覆い、門燈に照らされて輝いていた。雪の新年は名古屋では珍しい。今年は名古屋開府400年だそうだが、それを祝う雪なのかもしれない。きれいに晴れた元旦もいいが雪が降った元旦もなんとなく気持ちを新しくさせてくれる。
昨年は、長い自民党・公明党連立政権から民主党・社民党・国民新党連立政権にドラスチックに代わった。なんとなく希望を抱かせるチェンジであったが、ぎくしゃくとして外交、内政ともに不安も感じさせる昨今である。鳩山首相、小沢幹事長には身辺を正して、アメリカに堂々と渡り合って、国民目線での政治を望みたい。
株価が19%上昇したというが、経済は相変らす低迷し、雇用の改善は進んでいない。二番底さえ囁かれている。新年の雪も、路上で過ごす人々や貧困ビジネスの搾取に喘ぐ人々、定まった仕事のない人々にとっては、身にしみる寒さであろう。
世界にも戦争や争いが絶えない地域があり、何十億人という貧困層がいる。この朝も世界のどこかでは、銃声が響き、或いは、食べるものもなく飢えと病に苦しんでいる人たちがいるのだ。世界の為政者には、平和と人々の生活の不安を取り除く努力をしてもらいたい。
地球環境問題も焦眉の課題なのに、COP10では何ほどの成果もなく終わった。中国やアメリカなどの地球温暖化の大半の原因を作っている国はもっと真剣になるべきである。自国の勝手な利益追求ばかりをすべきではない。
今年はどんな年になるのか、終わってみなければわからないが、少しでも良い方向に向かってほしいと願う。
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