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2009年12月 6日 (日)

病気は創られているの?

 2年前から「メタボ(メタボリックシンドローム)」という言葉が一気に人口に膾炙(膾炙)した。政府が40歳以上の人に検診を受けることを義務付けたからである。それで私もメタボ克服を始めて成功したことは以前に書いた。

 新聞広告で「9割の病気は自分で治せる」(岡本裕著、中経@文庫)を見て買って読み始めた。その本によると、病気にはどうしても医者にかかって治さなければならない病気と医者にかからなくても自分の努力で治せる病気があるという。

 高血圧、糖尿病、高脂血症、肥満、便秘症、頭痛、腰痛症、不眠症、自律神経失調症・・・・などは、その殆どが自分の努力で治せる部類に入るのだという。

 こうした症状で医者にかかっている人は3000万人以上いるのではないかと推定している。これらの患者は医者にとっては、儲け口になる患者(岡本医師の表現では「おいしい患者」)ということになる。なぜかというと、こうした患者はまず「命にかかわらない」し「完治しない」し、医療事故になることもないので安心して対処できるのだ。そのほとんどは慢性疾患だから、定期的に薬を求めて来院するのでよきリピーターなのだ。

 中には何種類もの薬を処方されて飲んでいる人もいるが、薬の多さに自分で適当に減らしているひともいる。医者の方はそんなことはおかまいなしだ。稼ぐには薬を出すことが一番のやり方だからだ。

 また検診をすることも儲けにつながる。「完治しない」から定期的に検査を勧めて検査料で稼げるのだ。

 だから「おいしい患者」つまり医者にとって有難いということなのだ。

 政府も新聞などのメディアも最初に列挙した症状のものはしっかり治療をうけないといけないと叫んでいるから、我々も治療は大事だと信じ込まされている。

 ところで、糖尿病や高血圧などの基準は突然かわることがある。

 日本糖尿病学会は1999年5月に急に、血糖値126mg/dl以上を糖尿病と決定した。4月末までは、140mg/dlで全くの正常値であった人が、一晩で糖尿病になったことになる。その数は数百万人と考えられる。

 高血圧についても2000年に、それまで160/95mm Hgだった基準値が140/90mm Hgに引き下げられた。それで一気に高血圧患者が3000万人増えたという。それまでは2000万人だったというから、増えた人数の大きさが半端じゃないことがわかる。

 その上2004年には、130/85mm Hgが正常範囲となったので更に高血圧症患者が増加したのだ。

 コレステロールについては、日本動脈硬化学会では、治療が必要なコレステロール値を220mg/dl以下としている。しかし、220~280mg/dlの範囲の人が一番長生きをしているそうで、似たようなデータは山ほどあるのだという。例えば韓国でも211~251mg/dlの死亡率が最低というデータがあるそうだ。

 メタボの目安とされる腹囲でも日本では男性が85cm、女性は90cm以下とされているが、これについても諸外国と比較して議論のあるところである。

 このようにある意味では「病気は創られている」と岡本医師は指摘するのだ。

 9割の病気は自分で治せる (中経の文庫)

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コメント

季節性インフルエンザの予防接種が新型インフルエンザの引き手になることは知りません。そういうことも考えられるのかもしれませんね。今年も打ってしまいましたから何ともなりません。

私は薬は殆ど飲みません。血圧が高くなる事があり、最小の薬を1日1回飲む事になっていますが、それも飲み忘れたり、自分の調子に合わせて気ままに拘らないでいきています。
季節性インフルエンザと言う言葉もららさんのブログで初めてしりました。
こう長く生きているとインフルエンザの免疫も十分附いているだろうと注射もしたことがありません。季節性インフルエンザの接種によって、新型インフルエンザに罹りやすくなるという説もあるようです。
細菌やウイルスに暴露したとき免疫系を刺激して抗体が出来て、この抗体で他のウイルスの侵入を容易にすると言う事のようです。
しかし、新型インフルエンザの時期は11月の終わりくらいで、これからは心配は無いそうですが。

医学が進歩して、血液検査でかなりのことが分かるようになったそうですが、そのために検査のデータに不安を感じてしまう人も増えていると思われます。私の友人は、データに悪い数字がいくつもあるので、よく検査をしてもらっていたのですが、担当の医者に「そんなにいちいち気にしないで好きなようにいきていけばよいんですよ。」と言われたそうです。それも一理がありますよね。
 薬は成るべく飲まないようにするべきだと岡本医師は言っています。

メタポ!面白い言葉が出てきたものだと思いつつ日々の友人との会話が半分はこの前医者に診てもらったら数値が悪かったのよ・とかあちらこちらが痛いので毎日整形にかかっているのよ・・とか一番あぁ~病気にはなりたくないなぁ・・と思うことは朝のコーヒータイムを二人でしている時に何種類もの薬をだして水で飲む人がいますが、私のように人前で薬を飲むのは嫌いで話題もなるべく病気の話題は避けるように人と付き合っているので、いったいこの人はどうしてこんなにも薬を飲むのだろう?と聞いてみましたら納得しました。ご主人と2人だけで結婚してから居酒屋を経営していて7年前に癌で亡くされて後を一人で子犬を可愛がって必死で自分の持病の糖尿病と闘っているからです。一病息災という昔からの言葉をその人から教わりました。数値も機械が壊れたらいい加減になるでしょうから、半年に春と秋に同じお医者様を信じて薬も私の場合は朝だけ飲むとか今日はとても体調が悪い時は診察してもらっています。自己管理が出来るうちは幸せだと98歳の義母の姿と照らし合わせていつも思います。

メタボという言葉が広がったら、それに便乗したビジネスがどんどん出てきました。私たちは、よく吟味して不必要なものにはのせられないようにすることが大事でしょう。
 ただ、この半年ぐらいの間で、高齢者だけでなく、若い人でもジョギングやウオーキングをする人が増えてきました。これはいい傾向だと私は感じています。

 この記事を読んで「自己責任論」を思い出しました。ある数値(範囲)内は責任をもつけれど、それをはずれた場合は自己責任ですよ、ということです。
 個体の持つ条件を全く無視して、「この範囲をはずれると危険」と決めて宣伝しますから、そう思い込むのは人間の心理です。
 私が保健主事をしていたときのこと、心電図検査をして、何らかの所見がつくと精密検査をおえるまでプールに入れませんでした。市教委からそういう通達が来ました。わたしは、「この子が今プールに入って死ぬくらいなら、もう、とっくに死んでいるよ。水泳に参加させればいいよ。」と言いましたが、養教から「もし、事故のあった場合、先生が責任をとってくれるか」と聞かれて、責任回避――水泳参加中止にしました。
 子供をみていれば、プールに入って死ぬか、死なないかはわかるのに、機械の方が信用されるのです。これはデータの捏造ではありませんが、人の勘や経験よりも機械の方が科学的で信用がおけるという神話です。
 数値規準を狭めていくのは、医者の儲けのためというよりも、人間がだんだんだめになってきて、医者が健康に対して責任がもてなくなっているためではないかと思います。
 最近、地球温暖化のデータが捏造されていると言う話をよく聞きます。私はこの意見に賛成です。エコマークやエコ製品のように、「エコ」とつければビジネス(儲けにつながる)になる、そういうデータです。
 地球は何回も温暖化、寒冷化を繰り返しています。私は人の手で地球環境を破壊していることには批判的ですが、それが(温暖化防止)儲けのためにフル活用されていることを嫌悪します。
 市役所に行くといつも血圧を測ってみます。200とか210とかの数値が出ます。もう、何年もこんなふうだから、血圧計が壊れているのではないかと思っています。けれど、機械がそういうのだから、いつぶっ倒れてもいいように、車を運転するときは道の片隅によって止まれるように気を付けてはいます。
 「殆んどの病気は自分の力で治せる」には大賛成です。

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