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2009年12月13日 (日)

腸について知ったこと―「9割の病気は自分で治せる」から―

 見出しの本のP.90から後に「腸」について書いてある。

① 小腸と大腸の長さと面積→長さは約7m、面積はテニスコート1面ぐらい。意外と大きいのだ。こんな大きな器官で消化と吸収をしているわけだ。

②腸は脳の指令を受けずに、原則として自分自身で機能しているのだという。腸にある、神経細胞(ニューロン)の数は1億以上で、脊髄全体に存在する数より多いそうだ。腸は立派な神経器官だということだ。

 それによって、腸では外から入ってくる全ての物質を体内に取り入れるべきか、排除すべきかを瞬時に判断しているという。これは生命の維持に大切な機能だという。

③腸は最大の免疫器官だそうだ。全身のリンパ球の60%が腸ではたらいているのだという。また、抗体の60%は腸で作られているという。

 だからアトピー、花粉症、気管支ぜんそくなどのアレルギー疾患のなりやすさは腸の環境に大きく左右されることが分かっているそうだ。

 また、がんや慢性疾患の治癒にも腸が大きな働きをしていると思われるそうだ。

 さらに、腸には100種類以上の微生物が棲んでおり、数にして100兆個、量にして1kgにもなるのだという。アンビリーバボーである。したがって安易に抗生物質を飲んで微生物を死滅させてはいけないと警告している。

 腸の調子は全身のバロメーターだという。

 腸の機能を保つために、脂肪、動物性たんぱく質の摂り過ぎはよくなく、野菜や果物や海草や発酵食品などを多く食べ、薬を飲み過ぎないようにすることを勧めている。

 ここには書いてなかったが、腸に関係した器官からはセロトニン、アドレナリンなどが分泌される。

 心臓、肺臓、肝臓、膵臓、脳だけでなく、腸は大事な生命維持器官の一つなのだ。それにしても人間の体のよくできていることに感心する。

 

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健康」カテゴリの記事

コメント

ガンにかかったら、治療をするより他はありませんが、それでも治癒力を高めて行くことが大事だと言います。
 貴女は、快眠・快食・快便だそうで幸せですね。それを保って健康年齢を押し上げてください。

今日の新聞がストレスに弱い大腸という大きな見出しで大腸のことに図解で解りやすく掲載してますが、私の親友にも2年前から大腸がんと闘って見えますが、大きな病院は施術だけで後は本人が希望すれば1週間ぐらいの入院で点滴で元気にして家に戻し、後は本人が希望すれば自宅で点滴しながら生活するようにお弁当箱ぐらいの点滴の道具を持って家で2泊3日の治療も可能になったと友人はやっていましたが、この頃は1ヵ月に1度大きい病院に行くだけで近所の先生に往診してもらっているそうです。彼女の病気との闘いが始まってからというもの、生活場所も激変して見ていてもそんな身体で生活環境を変えても大丈夫かなと心配しております。大腸はストレスの影響を受けやすいし脳の悩みは腸へ、腸のトラブルは脳に直行すると・・・私は今のところ快眠・快食・快便ですからありがたいことと思っております。

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