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2009年12月 9日 (水)

自己治癒力が大事―9割の病気は自分で治せるから―

 自己治癒力とは、昨日書いた「恒常性」を保つ力で、自己修復力と言ってもよい。これは人が持つ素晴らしい能力だと言っている。(P.140)

 病気とは、恒常性が崩れ、元に戻らない状態だから、まず、自己治癒力を高めることが大事で元に戻る復元力を強くすることだという。

 極論すれば、医者は病気を治せないといっている。医者ができることは患者が治るきっかけをつくるでけで、あとは患者自身の自己治癒力が病気を治すのだという。

 そう言われてみれば、ガンの患者でも気持ちを入れ替え、自己治癒力を高めて病状を改善したり、治したりしたという話を聞くことがある。

 昔は、風邪は万病の元と言われたが、今は、風邪で医者にかかる人は少なくなった。風邪は、体を温かくして、水分と栄養を補給して休息すれば直るものなのだ。風邪をひいて、不要な解熱剤を用いたり、抗生物質を飲んだりすると、自己治癒力が著しく妨げられ、かえって治りが遅くなることもあると注意している。

 私は、風邪をひかないように、活性酸素を除去する働きのあるビタミンC,E,などを飲んでいる。また、Bも補っている。

 慢性疾患には、考え方、食事の仕方を始めとした生活習慣を改めることが不可欠でそれが一番大事なことで、根本的治療が重要だと指摘している。メタボなどは生活習慣病のひとつだというのはその例である。

 高血圧や糖尿病で医者から処方された薬を長期間服用している人が多いが、どんな薬にも副作用があるし、長期間の服用は危険であるという。このことは頭では理解できるが、現実となるとそうはいかない。それで医者に「薬を飲み続けることが大事」と言われると、そうすることになるのだ。

 災害外傷、脳出血、脳梗塞、くも膜下出血、狭心症、心筋梗塞、大動脈瘤、伝染病、急性薬物中毒、がん・・・・などのどうしても医者にかからなければならない病気、怪我と慢性病を区別して、慢性病は生活改善などにより自己治癒力を高めて薬に頼らず自助努力で治すことが大事なのだ。

 薬と検査は患者を病院につなぎとめる必須アイテムだという。MRIとCTの設備率は日本がダントツに世界一なのだそうだ。それが医療費がかさむ原因のひとつにもなっているそうだ。

 ちなみに、私はこれまでに一度もCT検査を受けたことがなく、MRIも希望して脳のMRIを一度やってもらっただけである。

 医療への依存心が体を弱めることになるという忠告を胸に刻むべきであろう。

 アロエは「医者いらず」と言われている。

 

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コメント

CTで体の内部を検査できるのは、有難いことですが、日本はどうして多いのかと思います。
 検査の結果が何ともなくてよかったですね。
 自己治癒力を高めて病気に罹りにくくしてください。

日本は本当に国民の生活は豊かでお金があって幸せなのでしょうか?確かにCTの設置してある内科医院が近くに昨年開院しましたが、まだ患者も少なくすぐに診察してもらえますからいきましたが、CTを希望して保険で3割負担でしたが・・
年金暮らしの身にはとても大変な金額だと思いましたが、結果が良かったのでほっとはしました。こんなでは余裕の人なら検査してもいいでしょうが普通の生活していると何かを切り詰めて生活していかなくては・・・でも異常を早く発見して早く治療にかかるのはいいことだと思います。

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