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2009年12月14日 (月)

名フィル第364回定期演奏会

 Oさんから招待券をもらったので、12月12日、愛知県芸術劇場コンサートホールで開かれた名フィル第364回定期演奏会に出かけた。開演は16時からだったが、15時20分頃に行って入場券に換えた。

 コンサートのタイトルは、「燃える炭火に照らされた夕べ」という変わったものであった。プログラムを見てわかったのだが、演目の4番目が、ドビュッシーの「燃える炭火に照らされた夕べ」をもとにホリガーが作った「アルドゥル・ノワール(黒い熱)という曲であった。これは本邦初演であった。作曲されたのが2008年なので現代音楽そのものであった。

 もう一つ日本初演の曲があった。プログラム5番目の「シャルル:フルート協奏曲『・・・静寂の時・・・』という19分の曲であった。これは超絶技巧を要する曲らしいが、この日のフルート奏者:エマニュエル・パユという世界的フルート奏者によって演奏された。2007年にジャネルによって作曲されたもので、どちらかというと日本的な音色や演奏スタイルを感じさせる現代音楽であった。

 その他には、ボルン:カルメン幻想曲

        ドビュッシー(カプレ編曲)組曲「子どもの領分」より「雪は踊っている」

 そして最後は、ストラヴィンスキーのバレエ「ペトルーシカ」(1911年版)であった。ストラヴィンスキーの曲は変化が激しく、バレエの音楽だが、いったいどのようにして踊るのだろうかと想像しながら聴いた。ピアノは碇山典子さん。

 この日の指揮者は、名フィル常任指揮者のティエリー・フィッシャーであった。彼はもともとフルート奏者であったそうだ。

 名フィルとは、つい前日第九の合唱で共演したばかりである。あのときにはゆっくりと聴く余裕はなかったが、この日はコンサートホール2回の最後列で聴いた。オーケストラということだけでなくフルートの音もしっかりと聴くことができた。

 フルートのアンコール曲は、「ゲッツナー作曲のソナタ第3番、第一楽章」であった。

 久しぶりのコンサートホールであったが、客席はほぼ満席であった。名フィルの演奏を堪能した。 

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