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2009年11月18日 (水)

愛知産業大学付属高校の橘寄席

 11月15日(日)に愛知産業大学付属高校で「第16回 橘座公演」があった。これは春と秋の年に2回落語の寄席が開かれるのだ。

 日曜日とあってか、12時半の開場時刻に行ったら既に超満員であった。少しは早く行かなければと思っていたのだが、途中寄り道をして遅くなってしまたのがいけなかったのだ。仕方がないので通路に腰を下ろした。その通路にも補助椅子が入っていて腰を下ろすと通ることができない。

 会場係が、「2階にテレビで見られるようにしてありますからそちらに行ってください。」と案内していた。これまで何回か来たことがあるが、こんなに混雑したのは初めてであった。開会の挨拶でも始まって以来のことで大変有難いと言っていた。

 とにかく落語はライブでなくては意味がないので通路で辛抱することにした。

 会場は超満員でも開始時刻は13時予定通りの丁度であった。

 まず、今日のメインの桂歌丸の2番弟子だと言う歌助が高座に上がった。いろいろな小話をたくさんした。

 「ツルの恩返し」をパロディにした小話で、「ある晩若いきれいな女性が訪ねてきて昼間助けてもらったお礼に機を織らせてくださいというので部屋に通す。部屋の戸は絶対に開けて覗かないで欲しいと言う。ところが一向に物音がしないので思い切って開けてみると、部屋の中のものは全て持ち去られていた。ツルではなくてサギだったのだ。」というような小話をしたあと、本題の落語に入った。

 次に、桂歌丸が登場し、入院していろいろとこれまでのことを思い出したこと、自分が落語家になりたいと思ったのは小学校4年生のときで、中学在籍中に弟子入りしたこととか、笑点に関係したエピソードなどを語った後、「火焔太鼓」を話した。

 中入り後は再び桂歌丸が高座に上った。腰を痛めているという話を枕にしただけですぐに本題の落語に入った。題名は知らないが、有名な、「左甚五郎を主題にした落語」であった。

 左甚五郎が仙台のねずみ屋という貧乏宿に泊まる。その主人から、実は向いにある豪壮な虎屋という宿屋の主人だったが、後妻と番頭にのっとられたという話を聞き、甚五郎は木でネズミを彫る。そのネズミが本物のように動き回るので評判となり客が増えて大繁盛する。それとは逆に虎屋の方は客がこなくなる。そこで虎屋の主人は仙台きっての彫り物師に虎を彫ってもらい入り口の上に置く。するとネズミが動かなくなってしまい、客が減ってしまう。そこで主人は左甚五郎に手紙を出すと甚五郎がやってくる。甚五郎が、虎を見るとどう見ても下手な彫り物だ。そこで「ネズミよ。どうして動かなくなったのだ。虎が怖いのか?」と聞くと、ネズミは「あれは虎ですか。ネコだと思っていた。}というオチで終わった。

 歌丸の落語どちらも有名な噺で、ハッピーエンドの噺なので、今のような景気の悪い時期には気晴らしによかった。歌助が言ったように笑うとNK細胞が活躍し免疫作用がよくなる。通路に座って尻が痛かったがライブで聞く落語はよかった。

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コメント

貴女も落語がお好きなのですね。私は、前にも書きましたが、今のコントや漫才では笑えないのです。やはり、落語は同じものを何度聴いても笑えます。そういえば、「落語論」を書いた人は、「落語は、歌だ。何度も聴くものだ。」と言っています。

落語は大好きで以前は良く聴きに出かけて笑って脳を活性化していました。ららさんも落語がお好きなのですね。ねずみとトラの干支に彫り物師の左甚五郎の話がわかる年代にわたしもなってしまって・・・と思いつつ読んでいまして最後のららさんの尻が痛くなってしまった、という落ちに私はゲラゲラと思わず笑ってしまいましたよ。

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