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2009年11月 3日 (火)

食事に関心が薄い若者が増えているとか

 29日のNHKクローズアップ現代で、若者の間に食事への関心が薄れていることを取り上げていた。

 それによると、きちんとした食事ではなく、チョコレートやアイスクリームやスナックなどのいわゆるジャンクフードで済ませる若者が増えているというのだ。そのために血液が薄くなっているので折角献血に来ても献血できないのだそうだ。

 この間の「新婚さんいらゃっしゃい」に、夕食はアイスクリームという奥さんが出ていたが、それが特別ではなかったのだ。

 凄いと思ったのは、ある大学教授で、カップラーメンなどで食事にして、後は何十種類ものサプルメントを飲んでいるのだった。金額にすると食事をするより高くつくと思うのだが。

 こういう若者は23%ぐらいになると推定されている。食事をいい加減にする理由は、面倒くさいということだ。きちんとした食事をするのが面倒だとはどういうことだろう。

 子どものときから家庭で楽しく食事をした経験がないからだろうといっていた。

 カロリーにすると戦後の昭和22年ころよりも低いのだそうだ。私はその時代を経験しているが、食べ物がろくになくてひもじい思いをしていた。体は骨が浮き出てやせていた。1800キロカロリーをと言われていたように思う。食べ物があれば何でも有難かった。

 そんな時代を経験している私から見ると、いくら飽食とはいえ、そのために食事をいい加減にする心理が理解できない。

 一方、介護の現場では、幾つかの食べ物をどろどろにミックスした流動食の見直しが行われ、一つひとつの食材を流動食にして、それを別々に更に載せて味わえるようにした。大変好評であるという。

 何もかも一緒くたにして流動化しておいしいはずがない。人格無視である。やはり、流動食にしてもそれなりに手間をかけてほしいものだ。介護保険もそこまでやれるだけの保障をすべきである。

 

 

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コメント

病院は人手がないと聞きますが、食べさせてもらえるのでしょうか?本当は身内が行って食べさせてあげるのがいいのでしょうね。
 流動食でも手間と工夫がされればありがたいことです。

義母が骨折で入院してから12日目になります。昼の食事を食べさせていてつくづく朝・昼・夕の食事に病院側としては、食べるのに人の手が入る人は何が好きで嫌いかなど聞いて入られないと思います。家族が補えばいいと・・喉に引っかかり苦しめば病院だからすぐ看護師・ヘルパーがいるし最後には医者もいるので喉を診察してもらえます。まったく食べれなければ点滴ということになりますし・・・そう言う点では至れり尽くせりですね。傍が心配するほど本人は瞬間は美味しいとかまずいと言いますが、すぐ忘れてしまいます。

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