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2009年11月15日 (日)

民主党小沢幹事長の高野山訪問

 宗教団体は保守的で、これまでは殆どが自民党支持であったと言われる。だから、あの創価学会を基盤とする公明党も自民党と連立を組んだことも理解できる。

 朝日新聞によると、民主党の小沢幹事長が高野山を訪問した。行く前には小沢氏は「高野山は自民党の巣窟だろう。」と渋っていたそうだ。真言宗は自民党、日蓮宗も自民党支持というのは有名なのだ。

 高野山の松長管長は全日本仏教会会長だという。そこに加盟する102の宗派・団体に所属する寺院は日本全体の9割を超えるという。すごい組織力を誇っている。

 先の衆議院議員選挙では大半が自民党を支持したそうだ。これを見るだけでも日本の仏教界がどういうものかということがわかるというものだ。前に日本の仏教は伝統的に権力と結びつき庇護を受けて強大な力を持ってきたと指摘したが、その傾向は現代になっても変わっていないのだ。

 本来、仏教は人々の悩みを解き、人々の現世の幸せの道筋を示すものであるはずだ。だから常に民衆の側に立つべきものである。民衆の側に立てば時の政権が誰のための政治を行っているかがわかるはずである。

 仏教界は、自民党を支持してきた結果が、1000万人以上の国民を貧困層に追いやり、働く人の1/3が非正規社員になり、毎年3万人以上の自殺者を出し、生活保護世帯が140万にもなろうという悲惨な日本に導いた責任をどう考えているのであろう。

 釈迦が説いたように正しく物事を見極めたなら自民党を支持すべきではなかったことは明らかである。

 国民の安寧を願い、世界の平和を祈念し、地球の環境破壊を防ぐにはどうしたらよいのかを考えて行動すべきなのだ。

 釈迦入滅後1000年も経ってから、変節した仏教が日本に到来し、それが更に変化して、本来の釈迦の説いた仏教とは全く違った日本式仏教になってしまい、それが今日に至っている。

 江戸時代につくられた檀家制度の上に胡坐をかいて保身・保守のみを念頭に置いてきた仏教であれば自民党支持は当然の帰結であったのだろう。

 小沢幹事長に対して、松長管長は「機会があれば民主党の政治家に講話に行きたい。」と語ったそうだが、いったい何を垂訓しようというのであろう。

 釈迦が説いたように、仏教界は「中道」を行くべきである。中道とは特定の政党支持に偏るべきではないということである。一党を支持することは他を排することにつながる。少なくとも不偏不党で行くべきである。

 

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コメント

小沢さんは、仏頼みではなくて、部教会の票を欲しくて行ったのです。仏教会の票の多くが自民党に行っていたことが問題なのです。本当に平和を大事にし、戦争に反対なら、取るべき態度は明らかですよね。

小沢さんを間違えて鳩山さんと書きました。
失礼しましたがご了承ください。

苦しい時の神頼みと言いますが、苦しい時には苦しんで自ら解決しなければなりません。
神頼みなど何処にも有りません。私の親しい友達も、私も宗教は自分自身だと思って居ます。
過去に様々な本を読み、名言も沢山学び、如何に人生を生き、少しでも社会に貢献出来たらと人々は生きるのでしょう。
政治と宗教について、第20条3項に国及びその機関は宗教的活動をしてはならない。とあります。
鳩山さんが個人的に出合いたいのでしょうが、
民主政治の根本を真剣に考えて進んでほしいと思います。

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