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2009年10月16日 (金)

教員免許更新制廃止を歓迎

 安倍内閣の目玉として実施された「教員免許更新制」が、民主党連立政権で廃止される見通しとなった。諸手を挙げて賛成する。

 私は、リタイアして長く、今後も教員免許を必要とはしないが、現職の教員であれば、10年後との免許更新は大変だろうと思う。

 そもそも安倍元首相は、学校が荒れているのは教員の指導技量の低下によるものと決め付け、責任を教員ひとりに押し付けたものであった。

 学校が荒れてかれこれ20年近くになろうかと思うが、最初は高校や中学で荒れていたのが、小学校にも現れるようになり、低年齢化して行った。そして幼稚園や保育園でも落ち着かない子どもが増えていった。

 生徒や子どもが荒れたのは何も教員の質が低下したのが原因ではない。子ども自体に心の変化が起きたのだ。全国的に同じように発生しているのが何よりもの証拠である。

 子どもの変質を招いたのは、地域の変化や家庭の変化や経済の影響やテレビやゲームなどの影響や食物の影響や・・・・いろいろと複合的に影響しあってのことであると思う。

 いつの頃からか、モンスター・ペアレントという言葉で表される身勝手な自己中心の父母が全国的に増加し学校を悩ませるようになった。

 こうした一連の動きの中で、安倍元首相は、教員さえ叩きなおせば学校はよくなると考えたのであろう。教育再生会議なるものを作ってその提案という形をとり教員免許更新制度を作ったのであった。

 しかし、この制度は大変不評であった。それで鳩山内閣では廃止を打ち出したのだ。

 同じ日の朝日新聞に、「医師免許の更新制度をつくれ」ということが「私の視点」欄に載っていた。諸外国では、医師免許に関しては免許の更新が主流なのに日本だけはないのだそうだ。

 私も、教員免許更新制度ができるときに、医師や弁護士などはそのままで何故教員だけ?という疑問を抱いた。

 私の現職教員のときは、研究会や指導会が毎年行われたし、自主的に研究をした。私の場合は、自分で費用を負担して研究会に参加したり、書籍を買って勉強したりすることを退職するまで続けた。生徒のために少しでもよい教育をしたいと思っていたからである。そういう教員も一律に免許更新で管理をしようというのである。

 私は、教員免許更新制度を作った真の意図は、教員を文部科学省の思い通りに管理し、物言わぬ教員を作るためであったと思う。

 先ず教育界を洗脳し、そして憲法改悪、自衛隊海外派遣に道を開くというのが安倍元首相の描いたシナリオであったに違いない。

 それを打ち砕く意味でも今回の決定は歓迎すべきものである。

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