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2009年10月20日 (火)

山崎川の可愛い野良猫

 毎朝ウオーキングをしている山崎川の道筋に半年余り前から野良猫がいる。白い毛にトラネコの模様が入ったきれいなネコが母親で、子どもを四匹生んだのだ。

 最初に見た時は子猫は大人のこぶしぐらいの大きさであった。それが今では母親に近い大きさに成長した。

 毎朝通る度にどうしているか気にして見ている。たいていはいるのだが時には見かけないこともある。

 餌はどうしているのだろうと心配していたら、ある日ブッシュの中にネコの餌が置いてあるのを見つけた。「ああ、誰かが餌をやっているのだ。」と納得した。それでなければ、あんなにすくすくと育つはずが無い。

 このネコたちは、たいへんきれいで可愛い。親も美ネコだが、子どもたちも美ネコ揃いだ。4匹のうちトラの部分がはっきりしたのが2匹、ぼやけたのが2匹と二つに分かれている。私は、ぼやけた方が気に入っている。一番大きいのは、トラ毛のはっきりした方である。きっとたくさん乳を飲みたくさん食べるのだろう。

 この猫たち、そばをひっきりなしに人や犬が通るのだが全く恐れる様子がなく、そばまで近寄ってくる。手を伸ばすと逃げて行くのは野良猫だからだが、大変人馴れしている。それで余計可愛いのだ。

 18日の朝通りかかったら、むしゃむしゃと餌を食べていた。近くに街路樹の剪定をする人たちがいた。その中のひとりが、「7ヶ月前から餌を持ってきてやっている。」と言った。それでネコがそこにいついている訳がわかった。

 「あの薄い毛の1匹は初め死にそうだったのに元気になった。」と言った。その弱い子猫が一番可愛らしい。

 この猫たち、食べるのを見ていたら、自分がおなか一杯になったと感じたらもうそれ以上は食べないようだ。人間ならおいしいと思ったらいくらでも食べるが、自分の必要量しか食べないのは大変利口である。猫に学ぶべきだと思った。

 こんなに可愛いネコなら飼ってみたいと思うこともあったが、世話が大変だろうと諦めた。毎日通る人たちも誰も家に連れて帰らないところをみると同じ気持ちかもしれない。

 それにしても、とっても可愛い猫たちである。いつも癒されている。

Cimg0039「ああ、おいしかった!」

Cimg0041

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コメント

私は、犬もネコも飼ったことがないのでわかりません。飼いたいと思うことがあっても介護のことを思うと飼う気になれません。
 

可愛いねこですね。乳離れするころまでから飼うと、心が通い合う様になり、とても利口で人間の言葉も理解出来るようになります。
犬とも仲良くなり、それにとても綺麗好きで、何時も毛繕いをしています。
犬や猫に感心することは、人間社会で失われ始めた長幼の序や先輩後輩の礼儀は死ぬまで、どんなに老いても変わりません。飼い主に対する忠節も愛情も強く、私自身もペットから学ぶことが多いと感じています。

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