« 75歳が分かれ目―急速に衰える?― | トップページ | 「オルガンの秋」コンサートの案内 »

2009年9月25日 (金)

結婚活動必須の時代になったのか?

 最近の「週刊朝日」でも取り上げられたが、「婚活」はトレンドのようだ。その言葉の発端は、ディスカバー携書(新書版)の”「婚活」時代”(山田昌弘、白河桃子共著)である。それで図書館で借りてきて読んだ。

 結婚のための活動が必要になったのは、1980年代からだという。それは就職活動が盛んになったのと重なるそうだ。今の時代、就職も結婚も自らが活動をしなければならないとは、何ともはやである。

 本書が指摘しているように、1960年頃までは、年頃になると誰かが結婚を世話してくれた。私は残念ながら見合い結婚だが、結婚後も5件ほど見合いの話があったくらいである。

 江戸時代、明治時代、多分戦前までは、種(家系)の保存を第一に考えた家同士の結婚が主であったわけで有無を言わさない結婚であったから誰でも結婚は出来たのだ。 それが恋愛が自由になるにつれて、かえって結婚が難しくなったと本書は指摘している。

 小泉内閣以後格差が広がり、1/3が非正規社員となり、年収200万以下の層が1000万を遥かに超えた。仕事が不安定なために経済格差のためにますます結婚が難しくなったという事情もある。

 しかし、男性がおとなしくなって結婚を言い出せないということとか出来ちゃったことが結婚に至ると書いてあるのをみると最近の若い人の生き方の変化もあるようだ。

 ごく僅かの男性がもてて後はダメだとか、女性は積極的に男性を見つけに行けとか書いてある。

 今では結婚紹介ビジネスが盛んで、ネットにも幾つかあるようだ。そうした中で結婚をしたければ、とにかく少しでも異性と知り合うチャンスを広げるべきだという。それはその通りである。

 そのためにボランティア活動をするとか、若い人がいる趣味のグループに参加するとかいろいろと場を広げなけらばならないのだ。

 ある結婚ビジネスの経営者は、めげずに毎週でもトライをせよとアドバイスをしている。以前に”新婚さんいらっしゃい”で100回以上もトライ下という人が何人かいたが、それも大事なことかも知れない。

 経済が不安定な今の時代、共稼ぎも大事なことだし、家事の分担も大事である。男が女を養う時代は終わったのだ。

 興味深いのは、女性が高収入とか高学歴とか年上とかいうケースが増えていることだ。男性は考え方を変えたほうがよさそうだ。

 本書は、なぜ結婚が難しくなったかをいろいろな角度から分析し、どうしたら結婚できるかを述べている。

「婚活」時代

|

« 75歳が分かれ目―急速に衰える?― | トップページ | 「オルガンの秋」コンサートの案内 »

社会問題」カテゴリの記事

コメント

周りや親などが結婚の心配をして駆け回るというのは私の年齢までで終わったようです。福島少子化担当大臣にも結婚について施策をしてもらいたいです。

投稿: らら | 2009年9月25日 (金) 11時24分

婚活時代とは本当にそうですね。2年前に私も高校の同窓会に出た時のことですが、私に身上書と写真を託されて女性は東京でリーマン・ブラザーズからゴールドマンサックス証券に転職と・・・
相手を探そうと親には携帯で連絡、何とか相手の男性が現れましたが、勤務が大阪の本社でした、両方の親に携帯の番号を伝えて男性から東京へ出張のとき連絡しあって会ってみてね。と中を取り持ちましたが、1月後に女性の親に連絡したら何も連絡が無いといわれ断った経験をしました
私が50代の時はまだ携帯・パソコンでの連絡手段は少なかったのですが、60代半ばからは携帯で連絡することが多くなりました。
やはり昔ながらの身上書と写真を交換しあい親も参加して子供たちの結婚という人生の大切なイベントに参加してほしいと思っています。お見合いの場合は離婚率が大変にすくないです。お互いに納得して結婚生活に入るからだと思います。

投稿: 長谷部 文子 | 2009年9月25日 (金) 07時50分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 結婚活動必須の時代になったのか?:

« 75歳が分かれ目―急速に衰える?― | トップページ | 「オルガンの秋」コンサートの案内 »