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2009年9月10日 (木)

けだし名言―アナリストの言葉から

 以前にある投資のセミナーを聞きに行ったときに聞いた言葉である。ある有名なアナリストが次のように言った。

 「素人の投資家は、勘と運と祈りで株式投資をしている。」

 私は、これを聞いて名言だと思った。言い得て妙である。

 まさに一般の個人投資家はその通りのやり方で株の売買をしているのだと思う。

 インターネットの発達により、素人の個人でもさまざまなデータを入手することが可能になった。しかし、それらは全て過去のデータである。それについてアナリストとかエコノミストとかいう人が勝手な解釈を加えて情報として流すことが多い。

 例えば、鉱工業生産は大事な指標として、それが発表される前はいろんなことが言われる。そしていざ発表された後、数値がよければ株価は上昇することが多いのだが、逆に下がる場合もある。

 そういう時、アナリストは、「鉱工業生産は市場の予想とほぼ同じなので期待に反しました」と言う。上がったときは、「予想通りであったので株価は上昇しました。」と言う。後講釈だからどのようにでも言えるのである。

 雇用統計とか日銀短観とかFRBの声明とかダウとか・・・・・株式市場に影響を与えるデータはごまんとあり、市場はいつもそうした指標に影響されて右往左往している。

 機関投資家やヘッジファンドなどプロと言われる人たちは、そういうデータを誰より速く手に入れるし、さまざまな分析を駆使して取引を行っている。

 それに対して素人は、少し古いデータに頼って少ない資料で勝負をしなければならない。

 だから「勘と運と祈り」だと言うのだ。

 どの銘柄を幾らでどれほど買うべきかは勘であり、買った後はひたすら値が上がることを祈るのだ。そして、うまくいくかどうかは全て運まかせである。

 だが、プロはそういうことはないのであろうか?プロのトレーダーにはゲンを担ぐ人が多いと聞く。いくら豊富なデータを持っていて、分析能力が高いと言われても未来に関しては当たるも八卦、当たらぬも八卦の世界なのだ。

 株価の動きは一寸先は闇で、「神様にしかわからない」のだ。アメリカのノーベル賞受賞経済学者が、株取引は「運だ」と本に書いたが、その通りなのだ。

 もし、豊富なデータと分析力を持ったプロがうまくいくのなら、あの世界金融危機など予知できた筈である。しかし、世界中のプロが誰もあのリーマンショックすら予見できなかったし、その後の世界の混乱も予知できなかったのだ。

 すべては「勘と運と祈り」なのだ!!

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