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2009年9月11日 (金)

男性必見―男性ホルモンの書物

 図書館で借りて読んだ「ホルモン力が人生を変える」(堀江重郎著、小学館101新書)は男性必見の書だと思う。

 男性ホルモンのテストステロンの重要性について述べている。各章のタイトルを並べてみると、

第一章は”男性ホルモンは人生を支配する”

第二章は”男性ホルモンが人生を変える”

第三章は”男性ホルモンが健康を左右する”

第四章は”男性ホルモンを高めよう”

第五章は”男性ホルモンと長寿の秘密”

 プロローグでは、「儲けの大きいトレーダーは、男性ホルモン値が高い」という研究が紹介されている。「テストステロンをきっかけにもたらされた成功は、更なるテストステロンの分泌を促し、次の成功につながる。これは『ウイナーズエフェクト』と呼ばれる。テストステロンは、自信と冒険心をまし勝利の機会を高める。」という。ただ、テストステロンの多すぎるのも危険だと指摘していう。

 男性ホルモンが高い人は人を惹き付けるという。政治家やタレントなど男性ホルモン値が高そうな人は人気が出るそうだ。

 駆けっこで勝つとテストステロンが増し、負けると急速に減少するそうで、私などは駆けっこではいつもルーザーであったから男性ホルモンは減少していたのだろう。

 男性に人差指より、薬指が長い人が多いのは男性ホルモンと関係があるのだという。オカマは逆なのかどうか書いてはなかった。

 女性にも男性ホルモンが卵巣でつくれて、意外にも男性の10倍もあるのだという。女性は、閉経すると女性ホルモンが減少するが、男性ホルモンにより元気になるのだそうだ。男性ホルモンは女性にも活力や生気などを高めると言われている。それに対して、男性は20歳ごろをピークに減る一方なので、元気がなくなる人が多いのだとか。だから、40歳辺りから男性ホルモンの減少を少なくする努力が必要なようだ。

P.64の「男性ホルモンの新しい知見」には、役割について述べている。筋肉や骨を作り、ひげのある男らしい体にする、更に性機能にかかわることはよく知られたことである。最近は、認知機能や血管、コレステロールにも関係することが分かっている。認知機能では、アルツハイマー患者に男性ホルモンを投与すると症状が改善し生き生きするという報告がある。また、肥満にも関係が有り、40歳頃から男性ホルモンがの減少が太りだすこととが指摘されている。

 男性の禿も男性ホルモンとかんけいがあること、最近問題になっている男性更年期にも大きな関係があることが詳しく述べられている。

ホルモン力が人生を変える (小学館101新書 23)

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