70歳を過ぎてコーラスを始めたが
以前にも男声コーラスに属していることを書いたことがある。私がコーラスを始めたのは70歳を過ぎてからで、最初は生涯教育センター主催の「50歳からの男性合唱講座」に参加した。講座が終わって有志で男声コーラスを続けようということになったのであった。
昭和男爵コーラスは平均年齢67歳ぐらい、私は上から3番目の年齢である。日本の歌から始めてはや結成して満2年と1ヶ月になった。団員も16名になりみなさん熱心に練習に来ている。
その間、進歩があったのかどうか素人の当事者には分からないが、指揮者とピアニストの先生の熱心なご指導で多少は進歩したに違いない。
最初は、カラオケのときの声が少しでもましになればぐらいの気持ちで参加したのであったが、今ではそれは甘かったと思っている。コーラスの発声は簡単ではないからだ。
カラオケの歌い方とコーラスの発声は違うということがわかった。コーラスの発声は頭声的発声で、口酸っぱく言われることは、腹式呼吸で口の中を広く開けて喉の緊張をしないように鼻腔や額の辺りに響かせて歌うことである。
また、団子を重ねるように音を重ねるのではなくて、それぞれのパートの音が融けあうような響きを出すことが大事だと言われたことが印象的であった。
高齢になって始めたコーラスであるが、声を出して歌うことパートに分かれて和音を響かせることは、カラオケとは全く違った楽しみであり、健康にもよいと考えている。
コーラスを始めたことがきっかけで、中川区政70周年の第九を歌う会にも参加して大ステージでオーケストラと一緒に歌ったし、今年もまた市民の第九を歌う会に参加して、目下第九の練習にも励んでいる。
男声コーラスは、月に2回の公式練習だが、第九のほうは、11月終わりのコンサートまでは毎週1回の練習がある。だから結構忙しい。
現在は、モーツアルトのアヴェ・ヴェルム・コルプス、ブラームスの子守唄、ヴォーカリーズ、出船、高原列車などを練習している。
11月1日(日)に、昭和生涯教育センター祭りで、女性コーラスの「スイート・ポテト」と共演することになっている。
昨年のセンター祭り出演
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