マジックで施設慰問―その2―
8月29日、私のマジックの師匠である清水先生の娘さんが主催するマジック研究会からデイケア施設へ慰問に出かけた。
当日は、午前10時に清水さんの家に集合し、一通りリハーサルをして駄目出しをした。
昼頃に近所の蕎麦屋で昼食を食べた。久しぶりに行った諏訪家という蕎麦屋は中が改装されていてきれいになっていた。
1時ごろに車に分乗をしてデイケアセンターに行った。瑞穂区の日向町にある「ひなたデイケアセンター」であった。入り口には、「マジックショー」と書いてあった。明るくてきれいなデイケアセンターであった。中では利用者さんが体を動かしていた。
冷たいお茶を頂いてから準備をした。
13時40分からショーが始まった。トップバッターは、幼稚園の先生をしているOさんで、1本のロープが輪とロープになったのが復活するロープマジックと猿蟹合戦の楽しいマジックで、始終笑顔で演じたのは素敵であった。サルカニのトークも手馴れたものであった。
2番目が、まだ短大生のOさんで、手作りの不思議な箱で好きな動物を当てる手品であるが、よく見えるように動物の絵を大きな画帳に書いてきたのが素晴らしかった。リングとロープも練習した甲斐があってリングが落ちることなく成功し大きな拍手をもらった。
3番目が短大の先生のHさんで、若くてかっこいい先生だ。カッププロダクションとファウンテンシルクを演じた。直前まで何度も練習をしたので本番はスムースに行った。
4番目は、私で、ロープマジックを3つ、色がついていく薔薇カード、白い紙がお札に変わる手品、袋卵を演じた。心配した袋卵はうまくいった。
5番目がHさんで、シルクから万国旗を出したり、シルクをボールに変えたり、大きなスポンジを使った手品など巧みなトークを交えて観ている人の心をひきつけていた。マジックテーブルの素敵なのを用意して、ジャケットも手品用のもので施設慰問などに慣れている感じであった。
6番目は、ベテランのHさんで、蜘蛛の糸を出したり、ミルクを一杯出して消失させたり、うどんを出したり大変手馴れた手品であった。
7番目は、80歳になる女性のSさんでウサギの出現消失を面白いストーリー仕立てで演じた。また、手作りの好きな果物を当てる手品をやった。さすがの老巧な演技であった。
8番目は、90歳のOさんで、奥さんを亡くしてから20年以上も1人暮らしをしている話を交えてお得意のカードマジックやロープマジックを演じた。最初に輪ゴムを使った手品のときは、英語を使って見せた。80歳までに世界を一周した話をして、行く先々で手品で交流をしたそうだ。
全部で1時間であったが、テンポよく演技者も演目もバラエティに富んでいて喜んでもらえたようであった。
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