人間の寿命は100歳?健康寿命を知った
昨日紹介した「不老不死のサイエンス」を読んでいて、「健康寿命」という言葉があることを初めて知った。
早速インターネットで検索をかけたら「健康寿命」の記述がたくさん出てきた。
平成18年度国民生活白書から引用する。
2004年の我が国の平均寿命(0歳時点での平均余命)は、男性78.64歳、女性85.59歳であり、30年前(1975年)と比べてそれぞれ6.91年、8.70年伸びている(第3-1-5図)。 こうした我が国の平均寿命は世界でもトップクラスを誇っているが、これは戦後の我が国の経済発展、生活水準や医療技術、衛生環境の向上などの成果である。 しかし、人々の関心は寿命の長さだけでなく、日常の生活の質にあるだろう。単に平均寿命が伸びるだけでなく、人生において健康に過ごせる期間がどれだけ続くかが重要である。 健康寿命とは、簡単に言うと、介護を必要をしないで自立した生活ができる生存期間ことである。いろいろな計算方法があるようだが、wikipediaによると、 WHOが2000年にこの言葉を公表した。平均寿命から介護(自立した生活ができない)を引いた数が健康寿命になる。 2004年のWHO保健レポートでは、日本人の健康寿命は男性で72.3歳、女性で77.7歳、全体で75.0歳であり、世界第一位である。(Wikipedia) それから5年経っている現在、日本人の「健康寿命」はどうなっているのか知りたいところである。 健康寿命は当然個々人によって違うわけで、願わくば出来るだけ長くというのが誰しも思うところであろう。 ところで、「不老不死のサイエンス」によると、人間の病気などをしないと仮定しての寿命は、100歳だそうである。以前に紹介した「体温を上げると病気が治る」著者は、150歳も可能と言っていたが、上記の遺伝子研究者は100歳だと言う。 それでも、日本の100歳以上の生存者は着実に増加していて、今や26000人前後いるらしい。
当面は100歳を目標にして、介護の必要なく生きてコロリと(PPK”ピンピンコロリ”とかGNP”元気で長生き、ポックリ”)というらしい。行きたいものである。
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