珍しい野菜を見つけた
毎週月曜日と火曜日に、近所の佐久間米屋で野菜を売る。店には「地産地消・みえのやさい」と書いた幟が立てかけてある。野菜は毎週三重県の多気郡の農家に野菜をとりに行く人がいて、その人の依頼で預かって売っているのだ。
そういう訳で野菜は新鮮である。しかし、形や大きさは不ぞろいである。言うなれば出荷できないような等外品を仕入れてくるのだろうと思う。
時には野菜だけでなく、珍しい竹の子とか野草のようなものも並べている。それに店のおばさんが気さくな人で時々まけてくれる。
月曜の朝、銀行に行った帰り久しぶりに立ち寄ったら、珍しい野菜を売っていた。写真にあるような白ナス、白ゴーヤ、ちょっと変わったオクラ、そして変り種はズッキキーニである。
白ナスとこういうズッキーニはこの歳になるまで見た事がない。初めて目にした。
味はどうだか分からないが、もし私に画才があれば静物画の材料にしたいところである。
白ゴーヤは苦味が少ないということで、先だって初めて買ったが、確かに苦味は少ない。でも、妻は青いゴーヤの方が好きだと言う。人それぞれだ。
ズッキーニはもっと大きくて色がカーキ色のものや黄色のものもあった。あまり大きくては食べるのも大変だと思い中加減のにした。
カボチャも昔普通に見られたカボチャと今人気のクリカボチャの2種が置いてあった。おきなクリカボチャも200円で買った。
金を払うときにおばさんが、
「ズッキーニはおまけにしとく。」と言った。
「そんなことしなくても金を取ってください。」と言ったがまけてくれた。
昔はどこの店に行っても、このおばさんのような人がいて、まけてくれたものである。子どもの頃買い物に行くのが楽しみであった。
スーパーになって個人商店がなくなってからはこういう風景は見られなくなった。今どき珍しい、文化遺産のような人だ。
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普通店で売っているズッキーニは緑色でキュウリ大のものなので、大きなカボチャのようなのには驚きました。
投稿: らら | 2009年8月28日 (金) 08時31分
ズッキーニは牧場の貸し農園で作っている人があります。 トヨタなどで外国赴任だった人が、植えて、普及したみたいです。
ローマで日本食が食べたくて三越ですき焼きを頼んだ時、ズッキーニやエシャロットが長めにスライスして出てきたのには驚きでした。 エシャロットは葱の代わりだったのでしょう。お肉はとても美味しかったのですが、一寸なじめないあじでした。
http://moon.ap.teacup.com/timie/
投稿: maron | 2009年8月28日 (金) 04時03分