体温を上げると健康になるという説―③―
昨今は低体温の人が多い。それが病気の原因や不健康を助長している。だから体温を上げることが大事だという本はいくつか書店に並んでいる。
その中で「体温を上げると健康になる」という本と「体を温めると病気は必ず治る」という本を取り上げた。
私の属するコーラスのピアニストの先生は最初に書いた様に遠赤外線の箱を買ってその中に入って体を温めている。しかし、この箱は55万円以上もするので買うのは大変だ。
サウナに通うのもいいかも知れないがそれも大変ではある。
上記の本の著者は、ウオーキングを勧めている。1日30分以上早足で歩くことにより、腰から下の筋肉が鍛えられる。
斎藤氏は早朝のウオーキングを勧めている。朝は一日で最も体温が低いので、歩くことにより0.7℃~1.0℃体温を上げられるという。
石原氏はウオーキングの効用として8つ挙げている。
①血圧が下がる。
②心臓病の予防・改善。
③ボケ防止
④骨粗相症の予防・改善。
⑤腰痛、膝の痛みの予防と改善。
⑥糖尿病、高脂血症、脂肪肝、肥満の予防・改善。
⑦ストレス解消
⑧肺の機能強化。
私の長年の経験からも上記のことはその通りだと思う。
ウオーキングの他に、2人が勧めているのは、スクワットである。森光子さんは舞台に出る体力を維持するためにスクワットを毎日70回やっていることで有名だ。
スクワットは、肩幅よりやや広く両足を開いて立ち、両手を組んで後頭部(森さんは首のところ)に当てて立つ。背筋を伸ばして息を吸いながらしゃがみ、吐きながら立ち上がる。森さんは和服を着たままでもやっている。
また、ストレッチもよい。
風呂は41℃がよいという。
私はこの本を本でから、毎日体温を測ることにしたが、10日間以上計ってみてデジタル体温計では65.3℃ぐらいで、水銀計で計ると66.2℃ぐらいが多かった。
不思議に思い、デジタル体温計のシチズンに電話をして聞いたら、デジタル体温計は10分測ることになっているのだという。でも、2~3分でピッと音が鳴る・・・と言ったら、それは正常に働いているという知らせなのだといった。つまりピッと鳴ってから更に5分から7分ぐらいは計らないときちんとした体温が計れないのだということであった。
デジタル体温計も水銀体温計も10分を目安に計らないといけないのだ。
私は、朝起きたときは、66.3℃、夕方は66.7℃だということが分かってきた。
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