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2009年7月21日 (火)

健康維持には体温を高くすることが大事という説―②―

 体温が高いと免疫力が高まる理由として斎藤氏は二つ挙げている。

①血液の流れがよくなる。酸素を運ぶ他に、白血球のもつ免疫システムが活発になる。血流量が増えると、筋肉の修復が行われ、骨も丈夫になる。胃腸の働きがよくなり、活性酸素などの毒素が排出され、便秘、大腸ガンの予防になる。脳の活性化が進み記憶力低下や痴呆症の防止になる。

②酵素の活性化が高まる。体内で化学反応が起きるときに必要な「触媒」が酵素である。消化、分解、排出、エネルギーの産出、新陳代謝など全てに酵素がかかわるが、それが活性化するのは体温が37℃台のときである。インシュリンの作用がよくなるので糖尿病によく、細胞が若返る。自律神経の乱れが改善する。ホルモンの分泌もよくなる。

 体温と基礎代謝量とは正比例の関係にある。それは基礎代謝の多くが体温維持に使われているからだ。体温が1℃下がると基礎代謝は約12%も低下する。それはウオーキング30分に匹敵すると言う。

 筋肉を増やせば基礎代謝は自然と上がり、基礎代謝が上がれば体温も自然と上がる。

  斎藤氏は、「一日1回体温を1℃上げる生活にする」ことだと言っている。

 それは1日1回免疫力が活性化することになる。

 もっと望ましいのは、「平熱が徐々に上がっていくような生活をすること」だと言う。それには、斎藤氏は筋肉は最大の熱産生器官だから筋肉を鍛えることが大事だと言う。

 「体を温めると病気は必ず治る」の石原氏は、「骨格筋で約22%の熱が産生する。体を動かすと、筋肉からの産熱量は筋肉質の人の場合で、80%近くまで上昇すると言っている。

 両者とも筋肉に注目しているのだ。

 筋肉図(正面)

http://stretching.l-dictionary.com/index.htm

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