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2009年7月15日 (水)

すっと読めた「脳を生かす勉強法」

 茂木健一郎さんの「脳を生かす勉強法」が売れていると聞いて読んでみた。副題には「奇跡の『強化学習』」と書いてある。まるで「奇跡のリンゴ」みたいだ。

 この本は、いとも簡単に読めた。 理由は、非常に読みやすく書いてあることだ。

 まず、書きぶりがやさしい。恐らく小学校の高学年でも読めることを意識して書いてあるのかもしれない。

 次に、ところどころの大事なところを太字にしてある。

 三つ目は、章の終わりに、まとめを入れてあることだ。

 茂木健一郎さんと言えば、勝間和代さんと双璧の売れっ子で、どちらも次々に書物を出版している。

 2人の本の共通点は、分かりやすく、読みやすく書いてあることだ。昔は、難解な文章が好まれたときがあって、若い頃には四苦八苦して読んだ本も多かった。

 私は、本は難しい内容でもやさしく書くべきだという考えである。その点で上記の2人は合格である。私が合格点をあげるもう一人は、元共産党委員長の不破哲三さんである。彼が最近書いた「マルクスは生きている」はいずれ取り上げたいと思っている。

 本論に戻そう。

 前書き部分に、茂木さんが言いたいことのエッセンスが書かれている。

 「人間の脳の中は、『ある行動をとったあと、脳の中で”報酬”を表す放出されると強化する』という性質を持っているのです。つまり、報酬を得て喜びを実感できた行動を再現し、繰り返したくなる、結果、その行動に熟練して行くというわけです。その鍵を握っているのは、「ドーパミン」という物質です。

 現代の脳科学の見地から言えば、脳の中で神経細胞のつなぎ方が変われば、それはすべて「学習」と言えるのです。人生の経験すべてが学習と言えるでしょう。

 人間の脳の素晴らしいところは、新しく学ぶことに深い喜びを感じるように設計されていることなのです。

まとめとして次の3点をあげている。

 ●「ドーパミン」による「強化学習」によって、脳を強化する。

 ●「タイムプレッシャー」によって、脳の持続力を鍛える。

 ●「集中力」を徹底的に身につける。

脳を活かす勉強法

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