公的年金の運用損は9.6兆円も!!
我々の年金原資で運用する公的年金の2008年度の運用損は9.6兆円にも上ったそうだ。
年金積み立て管理運用独立行政法人(GPIF)は2008年度の運用利回りはマイナス10.3%で、2兆円誓い累積損失に転落したと発表した。
昨年は例のサブプライム問題に端を発する世界経済大不況があったとはいえ、大変な損失額である。
仮に株式とか投資信託などはやっていないから自分はサブプライム問題とは無関係だと思っている人がいたら、能天気というものだ。
公的年金の運用だから、恐らくプロがやったのだろうが、それでいてこの始末である。素人が自分の金を運用して大損失を出した人が続出したのも無理はない。
それにしても、公的年金はグリンピアのような保養施設を日本中に造って失敗し、10万円などの安値で叩き売ったが、その責任もうやむやになっている。
経済が順調であれば、おそらく年に5%とかの運用益を期待していたのであろう。厚生労働省の公的年金の将来にわたる運用利回りは4.1%の水準となっている。それが無理だということがはっきりとしたのだ。
これまで順調に行っていたときの利益の積み立てはどのくらいあるのか知らないが、それを差し引くとどうなるのであろうか?
それにしても経済の急激な落ち込みは何と恐ろしいことであろうか。
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