憧れのイタリア旅行―⑪―
(22)ヴェネツィア+α ※画像をクリックで拡大
15時25分にバスが出発した。今夜の宿泊地のプラトーへ向かう。
ヴェネツィアには120ほどの島があるそうだ。「農民だったヴェネツィア人が6世紀末に干潟に移住してから漁業で生活。塩や海産物の取引で徐々に財力を蓄え、11世紀末からの十字軍で地中海に勢力を伸ばし始めた。14世紀末にはジェノバに勝って、東方貿易を独占。莫大な富を手に入れた。15世紀には経済力、軍事力でヨーロッパ最強となった。しかし、16世紀には力が弱くなり、1797年のナポレオンの入場により幕を閉じた。
17世紀頃から祝祭都市的な要素を強め、オペラが上演され、社交場では仮面をつけ身分を隠した人々が賭博や遊興を繰り広げた。その後も自由な雰囲気を慕って各地から芸術家や文化人が集まり、世界的な観光地となった。」(昭文社 イタリア)
道理でどこへ行っても、仮面をお土産として売っているわけだ。
(23)べら棒に高い店フェラーラ
15時35分にフェラーラという店でトイレ休憩。この店は、日本人スタッフばかりで、試飲、試食をやりアッピールしていた。ところが商品は高かった。でも、妻が試食した香草のペーストを買いたいというので、娘にあげる分と2個買ったが、1個8.5Eもした。(これと同じものは他で4.9E、ローマ空港の免税店でも5.5Eで売っていた)250g入りのパスタを5Eで4袋買ったが、これも他の店で500g入りを3Eで売っていた。
余りに高いので後で添乗員に「あんな高い店に連れて行くな。」と抗議をした。今村さんは、「高いかもしれないと言ったはずですが・・・」と言い訳をした。こんなべらぼうに高い店は許せないと思った。これを書いている今も腹が立っている。
(
(24)夕食のレストラン
16時に店を出発した。途中眠くなったので眠った。18時50分に夕食のレストランILPO220に着いた。店の看板にはDELTASOUND PISOTRO PIAZZA RESTORANTIと書いてあった。ラザニア、ポーク、デザートのスポンジケーキを食べた。イタリアビールは大瓶で5Eだった。ラザニアは量は少なかったが味はよかった。若いカップルの鈴木さんと他のご夫婦と一緒のテーブルで、鈴木さんは料理に興味があってそれだけを記録しているのだと言っていた。ラザニアがおいしいと言っていた。
20時2分にレストランを出発して20時半にプラトーにあるPALACEホテルに着いた。
部屋は424号。エレベーターが狭い上にドアがうまく閉まらない。部屋のドアにカードキーを入れて開けようとしたが開かない。溝に当てて上から下に滑らせるのだが、速くやっても遅くやっても開かない。ニューヨークの地下鉄の改札を思い出して不吉な感じがした。妻が代わってやったら奇跡的に開いた。隣の部屋の安藤さんたちはまだ開かないと言って嘆いていた。今村さんが来ていろいろやってやっと開いた。ゆっくりと滑らせればいいのだと分かった。
部屋は狭くて暗く、しかも暑かった。ベッドも小さかった。洗面器の水を溜めるための操作をするボタンは欠落したまま。私がシャワーを使ったときは湯が出たが、21時ごろ妻が使っていると突然に水も湯も出なくなった。すぐに添乗員に連絡をした。向かいには、関空からJTBできた人がいて部屋から出てきた。話していると、JTBの女性添乗員が来て「給水装置の故障らしいです。」と言った。しばらくしてホテルの従業員が上に行くのが見えた。
箱の酒を飲んで、22時ごろ床に入った。
« 憧れのイタリア旅行―⑩― | トップページ | 憧れのイタリア旅行―⑫― »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 松山にもコメダが(2023.12.24)
- 魚の新鮮な居魚屋網元(2023.12.23)
- 久しぶりに飛行機に乗ったが(2023.12.22)
- ベトナムの中秋節(2023.10.02)
- 山崎川沿いで見つけた花(2022.05.20)
コメント