憧れのイタリア旅行―⑱―
(46)ローマ三越
16時45分頃トイレ休憩でローマ三越に行った。細長い店で地階と1階があった。1階はブランド、地階には土産物好適品を売っていた。休憩所もあり、水がサービスで飲めるようになっていた。トイレはさすがにきれいであった。休憩所の手前の壁に何と真実の口のレプリカがあった。
外に出て広場や地下鉄駅などを見ていたら、「Do you speak English?」と声を掛けられた。年配の女性がパンフレットをくれて「あそこの教会で無料で勉強会をしているから招待します。」と言った。私は、旅行者で時間がないと断った。
(47)トレビの泉
17時10分にバスに乗りトレビの泉に行った。17時半に着いた。1453年教皇ニコラウス5世により古代ローマの水道の処女の泉を蘇らせた。18世紀に建築家ニコラ・サルヴィによって現在の姿にデザインされた。この彫刻は素晴らしい。
「トレビの泉では後ろ向きになって右手にコインを持ち、左の肩越しに投げると願い事が叶います。世界中何処の国のコインでも大丈夫です。一つ投げるとまたローマに来られます。二回投げると恋人が出来ます。3回投げ入れると恋人と別れられます。ここに来ると誰でも必ずコインを投げます。でも財布を出すとき気をつけないとスリが狙っています。」とガイドが説明した。
辺りは人で埋まっていたが、泉の傍は人が入れ替わってスペースができるので下りて行った。私は五円玉を一回投げて写真を撮ってもらった。妻は2回投げたそうだが二回目はポケットに残っていたそうだ。私とは別れられない。
他の人の写真を撮ってあげているときれいな若い西洋の女の人が「シャッターを押してください。」と言った。何処から来たのか聞いたら、ブラジルからだと言った。私は、何人かブラジルの人を知っていると話した。
(48)スペイン階段
15分ぐらいでトレビの泉を後にしてスペイン広場へ移動した。スペイン広場にはローマの休日で有名になった階段がある。スペイン階段の前に伸びる通りは高級ブランドの店が並ぶという。でも、私には縁が無いので行かなかった。ガイドが、広場を歩くときにはくれぐれもスリに気をつけるように言ったので、キョロキョロしながら歩いた。広場にはいろいろな国の人々が来ていた。
スペイン階段で拍手と歓声が起こった。見ると結婚衣装を着たカップルがキスをしているところであった。上にある教会で結婚したばかりかもしれない。
その後スペイン階段に上がり腰を下ろしてのんびりと辺りを眺めた。東浦のご夫婦を見かけたのでシャッターを押してもらおうと呼んだ。一緒に坐ってしばらく眺めた。この階段は、1723年に建築家のフランチェスコ・ディ・サンクティスによって建設された。
スペイン広場の上の教会の下で集合することになっていたので遅れないように上っていった。4人組の女性がアイスクリームを食べながら階段を上っていた。妻が、「あの人たちはよくアイスクリームを見つけるね。」と羨ましそうに言った。
「バスに乗るところは駐停車車禁止なのでバスが来たらすぐに乗ってください。」と添乗員が言った。素早くバスに乗って18時40分バスは走り出した。これでローマの観光は終わりである。僅か半日では物足りない気がした。バスはアパートが続く中を走った。本当にアパートばかりだ。
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