憧れのイタリ旅行―23―
(63)遅れた出発、エールフランス
10時にホテルを出発した。途中、新婚の鈴木さんたちに添乗員がちょっとした記念品をプレゼントし、みんなが拍手をした。
空港に行き搭乗手続きをした後、時間があるのでスタンドでカプチーノ(1.25E)を飲んだ。妻はアメリカン(1.25)だた。クロワッサン風(2E)は二人で分けて食べた。
13時発のアルタリア航空と提携のエールフランスは、多分空港職員のサボタージュであろう、荷物積み込みが大幅に遅れた。13時17分にやっと動き始め、53分にtake offした。
エールフランスの機内食は、ワイン、ビールも出た。食事はソフトパンと変わった鶏肉のご飯であった。フランス人と思われる人はみなワインを注文していた。とりわけ赤ワインが多かった。それで私も赤ワインにした。見ていると、ワインを飲んだ後、更にワインを注文してカバンにしまっている人も何人かいた。
エールフランスのシートは、濃い青で統一されていた。食事のトレイは、白、ナプキンは赤であった。妻が「これはきっとフランスの国旗に関係あるのよ。」と言った。フライトアテンダントのフランス女性に尋ねたらそうだと言った。彼女は英語は余り出来ないようであった。後で気がついたのだが、エールフランスのカラーがこれらの3色であった。
(64)乗り換えでドキッ
パリ、シャルル・ドゴール空港で乗り換えのとき、添乗員が手続きをしに行っている間トイレを済ませてトイレの前で待つことになった。トイレのある場所を聞いて行ったら広くて店や待合のある場所に出た。前方のガラス越しに自動車が往来しているのが見える。
トイレを済ませて待っていてふと気がつくと、さっき通ってきた扉に進入禁止のマークが書いてあった。みんなが「ここは場所が違っているのじゃない?それにしても元へは戻れないし。」「ドアが開くか試してみたら?」ということで誰かが試したがやはりこちらからは開かなかった。
岡崎の人が私に「英語が話せるから聞いてきて。」と言ったので、近くのINFORMATIONに聞きに行った。係りはここで間違っていないと言った。みんなに伝えたがやはり不安であった。しばらくすると、添乗員が扉から出てきた。それでそこでよかったことがわかった。
(65)マイレージの確認
その後搭乗時刻までに時間があったのでフリーになった。歩いているとJALの事務所があったので入って行き、JALマイレージカードをローマ空港で見せて登録したがそれでよかったのか尋ねた。係りが航空券を調べてきちんと処理されていることが分かった。添乗員は、エールフランスとJALが提携しているので、イタリアからマイレージがつくようなことを言っていたが、エールフランスはJALのマイレージグループには入っていないのでローマ・パリ間はマイレージがつかなかった。
搭乗時刻が来て搭乗口に行くと、荷物と身体検査があった。搭乗口で待っていると、東浦の人が、「あの人、胸にロータリクラブのバッジをつけているよ。」と男の人を指差した。ああいう人はきっとビジネスクラスに乗るのだろうと思った。搭乗のとき、ロータリクラブのグループは優先搭乗扱いになっていた。搭乗券を器械に通すときにパスポートを見せたが、飛行機への入り口近くに係りが3人もいてまたパスポートを見せるように言った。私は「さっき見せた。」と抗議したがやむなく見せた。
飛行機に入ると、ロータリクラブの人はエコノミーの前の方にいた。東浦の人に言うと、「そんなもんでしょう。」と言った。
機内はほぼ満席であった。私たちの席は最後部から2列目で最後部は東浦のご夫婦ともう一人の男性だったが、その人は前の席に移動した。妻の隣のアイルも人が来なかったので妻にそちらに移るように言った。東浦の人に「お互いにラッキーでしたね。」と話した。18時22分(日本時間1時22分)にJAL0438便はtake offした。
帰りは11時間30分の飛行だ。妻はこの間一度も席を立たなかった。
中部國際空港には12時54分にランディングした。飛行機がゲートに接続したときが無事に行って来られてホッとした瞬間だ。
預託したスーツケースは、私たちのが一番速く出てきたので驚いた。流れ解散ということなので皆さんに挨拶をして別れた。
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