喜べない?「もやし」の売れ行き好調
22日朝のテレビ愛知「モーニングサテライト」によると、”もやし”の売れ行きが好調だという。
もやしの値段は、ほぼ横ばいで、今や卵に代わって優等生と言われる。値段が安定しているのは、もやしが工場で生産されているからである。
主な生産地は栃木県で、そこにある工場の様子がテレビで紹介されていた。初めて知ったのだが、大きな円い水槽のようなところでもやしが育てられている。
主原料は、大豆だと思っていたが、中国から輸入した緑豆なのだ。
工場生産だから、温度や肥料を調節して年中生産できる。生産されたもやしは洗浄され、袋に詰められ、出荷されるまですべて自動である。その意味では、清浄野菜と言えるのかもしれない。
ただ、中国産の緑豆を使用していることだ。豆に化学薬品が残留していてそれがもやしに引き継がれていないのだろうかと心配になった。
もやしがよく売れているのは、何と言ってもこの経済大不況で大多数の国民が打撃を受け、少しでも食費を安くしたいという願いからだ。
もやしは栄養価が高く値段が安く一年中供給されるので有難い食品ではある。
昨今は調理法もいろいろと工夫されているので頻繁にもやしを食卓に上らせることに抵抗はないだろう。
番組で指摘していたのは、もやしがよく売れることと経済の不況とが関連があるということである。
前回、長銀破綻などがあった1998年にはやはりもやしがよく売れたそうである。
もやしが売れることを喜んでいられない複雑な気持ちである。
それにしても、不況なら不況でそれで儲けられるビジネスが出てくるものだと思った。
※もやしのレシピサイト 2箇所
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バーチャルの世界に住むというご指摘、そういうこともあるのかと思います。バーチャルの世界には何でもありのようですし。
ところで、コメントの場所が「もやし」のところになっています。
投稿: らら | 2009年5月25日 (月) 08時31分
草食系男子の背景には、いろいろなものがあろうが、バーチャルリアリティーがその一つだと考えられる。
今の青少年はバーチャルな世界に囲まれて暮らしている。バーチャルの世界を作っているのは、パソコン、ケータイ、TVゲームや個体型ゲームなどの電子メディアである。パソコンを使えば疑似恋愛もできる。
バーチャルリアリティーの世界では、自分の思うように操作できるし気に入らないと簡単にリセットできる。このような世界にいると人間関係がわずらわしく、面倒くさく不得手という青少年が生まれる。恋愛も対人関係と同じになっているのではないか。
投稿: takao | 2009年5月25日 (月) 07時56分