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2009年5月16日 (土)

NHK連続TV小説「つばさ」が面白くない訳

 NHKの朝の連続テレビ小説「つばさ」ははっきり言って面白くない。

 先日、新聞に視聴率の高い番組名が載っていたが、その中にもはいっていなかった。よほど人気がないのであろう。(調べてみたら、何とワースト2位だった)

 面白くない理由を次に挙げる。

① 登場人物の設定 

 大変に礼儀正しい、家族にまで敬語を使って話す吉行和子演じるおばあちゃん。明治時代ならいざ知らず今時いるはずもなく、いたら有形文化財だ。

そんなおばあさんから生まれた母親の加乃子(高畑淳子)がハチャメチャの母親である。これもありえない話だ。 

 主役の”つばさ”(多部未華子)は大変まじめな女性で言葉遣いも今時の若者には見られない丁寧さで、家事も一生懸命にやる人物である。母親とは正反対で全く考えられない。それはいいのだが、こんなまじめなやさしい女の子が今時いる?

 母親の元恋人の斉藤興業社長(西城秀樹)というヤクザな人物が簡単に1000万円を貸したりつばさのボディガードになったり狂言回しをしているのも変。

 地域ラジオ放送会社を作った真鍋という男、元高級官僚のレールに乗っていたのをやめたという設定だが、言葉遣いや態度がめちゃめちゃ悪い。

 社員の3人も変なキャラクターばかり。

② 場面と状況の設定

 借金7000万円と言えば大変な金額だが、それを家を売って引っ越したくらいで賄えるなんて可能なの?

 突然ブラジルのサンバティームが現れて踊ったり、ストーカーが現れたり、ヤクザが現れたり、母親が売れ残りの掃除道具を纏って踊ったりと、どたばたも行きすぎが甚だしい。

③ これで喜劇のつもり?

 喜劇のつもりで作っているのかなんか知らないが、喜劇でもただどたばたやれば面白いというものではない。山田洋次監督が作る映画のように実際にありそうな生活の中で筋書きの中で笑いを誘うのが本当の喜劇である。

 ”つばさ”はお笑いでもなく、喜劇でもなく、単なるどたばた劇である。NHKの質も落ちたものだ。 

 主役の多部未華子が可哀想。→

Tsubasa02

 

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コメント

朝ドラ「つばさ」はますますおかしな展開になっていますね。誰に聞いても面白くないと言っています。

正しくその通りです。多部未華子が可哀想です。あの母親役の人はきも過ぎ。内容も意味不明です。

今朝もドタバタでシッチャカメッチャカでしたね。最後にまたまたサンバが出てきたりして。
即刻中止に賛成です。

どんな作品も長い目で見る連ドラフリークですが
今回の「つばさ」はかなり・・・ですね(>。<)
初めに期待値が高かった分、少し萎えてます。
正攻法で行ってもよいのに、一番いいところで
サンバやらおちゃらけが入って消化不良になって
しまうのが原因に思われます。まあ最後まで見届けるつもりではいます。ここからでも収録分にカットを施す、追加収録する等まだ「甘玉堂」同様
打つ手はあるはずです。局、スタッフに期待!!

コメントを有難うございます。見かけたので仕方なく続けて見ていますが、先週も今週もドタバタだけで訳が分からないストーリー展開です。本当に即刻中止すべきです。

”つばさ”はお笑いでもなく、喜劇でもなく、単なるどたばた劇である。NHKの質も落ちたものだ。
全くその通りで、番組を審査する組織もあるはずで、秋まで待たず即刻止めるべきである。信じられない駄作で、他の局でも即座に中止になる内容だと思う。製作者、原作者、脚本何れもなっていないが、それを採用したNHKの担当者の責任を問いたい。とんでもない駄作に出演させられている出演者が本当に気の毒だ。このような声がNHKに届かないのであろうか。

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