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2009年4月 6日 (月)

情けない貧困者・ホームレス対策

Cimg0105  3日の中日新聞朝刊16面に、大見出しで、「高くて劣悪 憤りー野宿者向け宿泊所 」という記事が載っていた。リードの部分をそのまま書く。

 「野宿者など住まいがない生活困窮者が福祉事務所に生活保護を申請すると、紹介されるのが『無料低額宿泊所』。その多くが特定非営利活動法人(NPO法人)によって運営されているが、無料でも低額でもない。むしろ、劣悪な居住環境を指摘する声が多い。」

 「5m四方の部屋で初対面の他人と四人暮らし。仕切りは無く、隣の布団が重なる。月額12万9000円余りの生活保護費のうち、宿泊所に利用料や食費を支払い、手元に残るのは毎月3万円。」

 これを読んで怒りが込み上げてきた。東京都の基準では、一人当たり居住面積は、3.3㎡だそうだ。基準を満たしているとは言え人間としての尊厳が無視されている。

 私は前に定額給付金を配るくらいならその金でプレハブでもいいから家がない人々(野宿者)に住む所として仮設住宅のようなものでも建てたらいいと書いた。

 江戸の4.5畳長屋のように、狭くてもいいから、とにかく壁で仕切られた個室が最低条件だと思うのだ。あの大江戸では、40万人からの庶民が狭い長屋で暮らしたのだ。他人からプライバシイを守るには個室が必要である。

 一つの部屋に4人も収容して、為政者には雨露さえ凌げればいいだろうぐらいな憐れみの心しかないから平気でいられるのだろう。東京都の保護課では、「あくまでも屋根」と言っているという。

 憲法25条にに、いくら「最低で文化的な、、、」と書いてあっても、いつも思うことは、いったい最低とは?文化的とは?何を基準に言うのかということである。

 屋根さえあればというが刑務所よりも悪いのではないか?金持ちに飼われているペットは一ヶ月20万円もするマンションに住むのさえいるというのに、雨がかからなければ文化的というのか。

 国に金がないのではない。定額給付金としてばら撒くほど金があるのだ。くどいようだがその金を使って文化的でなくていいからせめて江戸並みの住居を与えるべきである。

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