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2009年4月27日 (月)

東京山谷のホスピス――きぼうのいえは素晴らしい 

 NHKの教育テレビで再放送された「東京山谷・最期を生きる」を見た。

 東京の山谷地区にあるホスピス「きぼうのいえ」には21名の収容者がいる。その施設は銀行から1億2000万円の借金をして、山本雅基さんという人が自力で建てたものだ。2001年から建設を始め、開所して6年になると言う。

 奥さんは看護師で夫婦が中心になって13人ほどのスタッフと多数のボランティアで運営をしている。そのホスピスの一年間を追ったドキュメンタリーである。

 入所者はガンや腎臓などの病気を患っている人が殆どで、人生最期のときをこのホスピスで迎えるのだ。

 開所後の6年間で80人余りの方が亡くなったそうだ。中には遺骨の引き取り手のない方が30人もいる。(2008年10月まで)

 施設に来て僅か2ヶ月で亡くなった方の最期も取り上げられていた。

 このドキュメンタリで感動したのは、施設で世話をする方たちの温かい接し方である。たたたま今夜のNHKテレビで無認可施設の阿漕な経営について放送するそうだ。そちらはまだ見ていないので内容はわからないが想像はつく。

 「きぼうのいえ」はその対極にあるものだと思う。

 入所した当時頑迷であった人も職員の温かい世話を受けて次第に心を開き、平安に死を迎える様子が心をゆさぶった。

 介護が今や大きな問題となっていて、介護施設の慢性的職員不足やその為におざなりの介護しか受けられない問題がクローズアップされて久しい。

 介護保険法により職員の給料は非常に低く抑えられ、仕事がきついので、この大不況の中でもなかなか人が集まらないという。

 母が特別養護老人ホームにいたので、問題点はかなりわかっているが、入所者の立場からは強い要求を施設にすることはためらわれた。人手不足が分かっていたからである。

 山谷の「きぼうのいえ」では、どのように人手のやりくりをしたのかまではわからなかったが、入所者への接し方が家族の対するのと同じような親身なのだ。

 山谷に来た人は誰でも大変厳しい人生を背負って生きてきた人たちである。その人たちが人生最期の場所として人間らしく接してもらい心安らかに人生を終えることができるのだ。

 山本夫妻や職員の方々はあのマザーテレサにもおとらない素晴らしい活動に感動した。

Gaikanきぼうのいえ」のURL:

http://www.kibounoie.info/

※お経をあげている場面があったが、HPを見てカソリック系が主  体だとわかった。

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