刀削麺
連休を利用して来ていた娘夫婦が帰るので刀削麺を食べに行った。もともとは息子の好きな食べ物なのだが、話を聞いた婿が食べたいと言ったのである。
名古屋に幾つかの店があるが瑞穂通にあるチェーン店の一つに行った。11時半の開店と同時に店に入った。壁にはお勧めのランチメニューが貼ってあった。
刀削麺を使った、坦々麺、麻ラー麺、豚骨麺、醤油麺の4種類とチャーハン、中華飯、回鍋飯、天津飯のそれぞれ4つから組み合わせができ、750円である。
私は、麻ラー麺と回鍋飯の組み合わせにした。
刀削麺はガラス張りの仕事場でお上さんが削った。左肩に当てた板の上に麺のもとの塊を載せて右手の刀でサーッサーッと削るのだ。
私は、以前北京旅行に行ったときに、本場刀削麺の店に行ったことがある。そのとき、刀削麺を削らせて貰ったのだが、始めてということもあり、簡単ではなかった。店の人が削ると簡単そうで同じ厚さに削っていくのだが、素人がやると厚さも形もまちまちである。
刀削麺というものがあることはそのときに初めて知ったし、食べたのも勿論初めてであった。
今回は、それ以後3回目ということになる。
最初、刀削麻ラー麺が運ばれてきたときに、一口汁をすすってその辛さにびっくりした。さすがは四川風味の辛さだと感心したのだが、辛かったのは辛しの固まったところだったのだ。よく混ぜたら辛味は減じた。
刀削麺は柔らかくてどことなく名古屋名物のきしめんに似たところがあると思った。味はなかなかよかった。
回鍋飯はぶつ切りのキャベツと豚肉に甘い味噌味がつけてありそれをご飯の上に載せてあるのだが、たいしてよくはなかった。
飯のなかで一番よいのはチャーハンだった。
サービスで薄い珈琲がついた。
ちなみに刀削麺の単品は530円である。
刀で麺を削るというやり方が独特で面白い。これは中国の固有の食文化の一つである。
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