羽毛掛け布団は素晴らしい―ー探偵ナイトスクープの実験
「探偵ナイトスクープ」は関西テレビ製作の番組で、22年も続いている人気番組である。名古屋地方では、金曜日の夜11時半ごろにメーテレで放送されている。私は、この番組が大好きで欠かさず見ている。
先日、この番組で面白い実験をした。それは、ある若い女性の視聴者が、「羽毛布団の限界を試してほしい。できれば北海道の景色がよいところで。」と提案したものを取り上げたのだ。
提案者の女性と探偵の石田靖が北海道の風光明媚な湖に出かけた。周囲には雪が積もって凍り付いていた。気温は-7度だと言っていた。
その湖辺に寝床を作り羽毛布団を1枚体に掛けて入るのである。女性は普段自分が使っている布団を持ってきていた。石田靖は番組が用意した羽毛布団に包まった。
実験開始して一時間、2時間と経過しても布団の中は温かいのだという。予想に反して夕方日が暮れるまで布団に入っていても首の周りや足の辺りから空気が入らないようにしていれば温かいのだそうだ。
この実験によって羽毛布団の凄さが証明されたと言えよう。
私は、昨年暮れに20年近く使った羽毛布団を買い換えた。ハンガリーのグースの手摘みのダウンを使用した上等のものをバーゲンで格安に買ったのだ。
買い換えるときに、業者は大体は10年持てばいいと言っていたが20年ほど使ったというと驚いていた。
以前の羽毛布団の経験からも、冬でも羽毛布団1枚でポカポカと温かいことはわかっていた。また、初夏になって気温が上がっても温度を調節してくれる優れものだ。
極寒の地で水の上で過ごすグースは自分のダウンだけで平気なのだ。自然というのは何と素晴らしいのだろうと改めて感じた。
その素晴らしさを証明したのが今回の実験で、拍手を送りたい。そしてグースに感謝したい。
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