プッチーニ生誕150年記念映画「ラ・ボエーム」
ミリオン座で、プチーニ生誕150年を記念して作られた、オペラの「ラ・ボエーム」を観て来た。
ベルランド・ビリー指揮のバイエルン放送管弦楽団とバイエルン放送合唱団の演奏である。
ヒロインのミミはソプラノのアンナ・メトレプコ、ロドルフォには、テノールのローランド・ビヤソン、ムゼッタにニコル・キャベル(ソプラノ)、マルチェロにジョージ・フォン・ベルゲン(バリトン)。
ストーリーは、オペラに共通の単純なもので、ラブストーリーだ。
詳しいストーリーは、http://laboheme.eiga.com/
全編オペラという映画を観たのは初めてである。ラ・ボエームの舞台は観た事がないのでラ・ボエーム自体初めてということになる。
キャスチングはよくて、それぞれの役にはまっていたし、セリフが全て歌というのもよかった。
以前にオペラのビデオ映画で、部分的に歌を取り入れたものを観た事があるが、それよりも全部がオペラというやり方がよいと思った。
舞台パリだが、歌はイタリア語であった。定評ある戸田奈津子の字幕であったが、彼女がイタリア語も堪能であるとは知らなかった。
雪の場面が長くて、字幕が読めないことや、字幕を読むために、歌に集中できないということがあったのはちょっと残念であった。
ミミとロドルフが顔がくっつかんばかりにして歌うシーンがよくあったが、大声で歌うのときには、実際はどんな感じになるのだろうと思った。
この映画を観て、更に舞台を観るとよいだろうと思う。
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