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2009年2月 8日 (日)

竹中平蔵氏の言いたい放題

 5チャンネルの「テレビッテヤツは」を見た。久米宏キャスターと竹中平蔵氏の対決を期待してのことであった。

 資料映像は、小泉・竹中時代のいわゆる構造改革が、今の日本の大変な事態を招いたのでは・・・というものであった。

 それにたいして竹中氏は、「構造改革が途中で終わったからいけないのだ。」と言った。同じことは、サンデープロジェクトでも言ったことである。

 また、派遣問題について、マスコミが煽っていると言った。「派遣社員は全体の僅か2.2%であり、そんな僅かな人たちのことをおおげさに扱うことに問題がある」と言った。

 「日本の労働者の賃金は、上げ続けてきて10%も上がった。それに世界では労働分配率は一番なのだ」とも言った。

 小泉改革により、企業の儲けは大きく伸びたし、それに応じて経営層の収入も大きく伸びた。ところが労働者の賃金はむしろ下降してきたのだ

 竹中氏の発言に対し、コメンテーターの荻原氏は的確な反論ができす、室井氏も何も言えず、久米氏にいたっては傍観者であった。

 竹中氏の言いたいことは予測できるのだから、きちんと資料を用意して臨めば的確に論破できたはずだ。

 そこへいくと、中谷巌氏は小泉改革の旗振りをしたのは間違っていたと本を書き、文芸春秋でも反省の文を寄せるというのだから救いがある。

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政治・経済」カテゴリの記事

コメント

maronさんへ
そうでしたね。失業者が減ったと功績のように言っていました。
年収200万人以下の人が1200万人もいて、非正規社員が1750万人ほどいて、その中に40万人の製造業派遣社員がいる訳で、それらが大企業などの莫大な史上最高の利益をあげる源となっていたわけです。その仕組みを作ったのが構造改革でした。

投稿: らら | 2009年2月 9日 (月) 09時34分

中山さんへ
なるほど。竹中氏はアメリカ式にたけているのですか。とにかく、自分が悪かったとは言いませんね。事実が証明しているんも関わらすです。
私は、彼が大臣のときに出した「やさしい経済学」の本を読みかけて、途中でこれは駄目だと思い読むのをやめて、出版社の幻冬舎に抗議の手紙を送りました。勿論なしの礫でしたが。

投稿: らら | 2009年2月 9日 (月) 09時28分

田原総一朗と竹中平蔵の対談では200万円以下の低所得者の増減の棒グラフを指して田原氏が小泉、竹中の雇用規制緩和の時期から低所得者が急激に増えた。小泉政権の失敗でないかと言ったのに対して低所得者は増えたが、失業者は減ったと竹中氏が言っていました。全く立て板に水のようです。
兎に角労働者に対して厳しい時代で友達のお孫さんも、名大を出て1年で鬱病になり、会社をやめました。過労で倒れる人、自殺する人、サラリーマン受難時代の様に感じます。 

投稿: maron | 2009年2月 9日 (月) 02時26分

私もその番組をみていました。
「派遣社員はどれくらいいるか知っているか。」という質問は、別の番組でも出していたので、それぐらいはチェックして答えてほしかったですね。竹中氏と話しているとアメリカ人と話しているようだと語っていたインタビュアーがいました。つまり決して自分の誤りを認めないからだそうです。
それはディベートのテクニックでもあるのですが…。自分の都合の悪い事は無視し、相手の欠点をつく、それがディベートの極意です。
でもいつかは事実の前に、反論できない日がくると思いますが。

投稿: 隆男 | 2009年2月 8日 (日) 20時31分

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