歓迎!!韓国で漢字復権
19日の朝日新聞朝刊8面に「漢字復権韓国沸く」という記事が大きく載った。韓国の一部地域の小学校で漢字教育が復活し、家庭で子供に漢字を学ばせる親も増えてきたというのだ。それを巡ってハングル保守の論者との間に議論が百出しているそうである。
ハングルのことは殆ど知らないが、印象としては、日本語を平仮名ばかりで文章を書くことに似ている様な気がする。
以前、韓国を旅行したときに、それまで行ったどの国よりも外国に行った感じがした。それは漢字がなく、英語表記も殆どなかったからである。
自然の風景はといえば、日本とそっくりなのに、ハングルのために”外国”という印象が強かったのだ。
昔は、韓国でも漢字を使っていたのだし、一時はハングルと混ぜて使われたこともあると言う。
同じことは、ベトナムにも当てはまる。ベトナムも中国に支配されていたときには漢字を使っていたのだ。それがフランスの植民地になって禁止されてしまった。
私は、常々韓国もベトナムも漢字も併用すればよいと思ってきた。そうすれば中国、台湾、シンガポールも含めて一大漢字圏となり、少なくとも旅行者には大変役に立つ。また、彼我の文化を知る上でも多少の助けにはなると思うのだ。
私は、日本に来ている中国人や韓国人に日本語を教えることが多いが、中国人は漢字が日本語学習の大きな助けになっているのに、韓国人は漢字で非常に苦労をしているのを見ている。
韓国で漢字が学習され始めたというのはいいことだと思う。
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