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2009年2月 9日 (月)

私を音楽に関心を持たせてくれた3人- 2-

  私が高校一年生の頃、音楽を聴くことが好きな友人が二人いた。この二人の音楽嗜好は全く逆で、一人はクラッシク、もう一人は軽音楽(その頃はポピュラー音楽をそう呼んでいたのだ)であった。

 クラッシックが好きな友人の家には、その頃はまだ珍しかった大きな電気蓄音機があった。私は、彼の家に行くと、それで彼の好きなクラッシック音楽を聴き、彼の講釈を聞くのであった。

 私が一番気に入ったのは、サラサーテのツゴイネルワイゼンで、演奏は確かハイフェッツであったと記憶する。バイオリンのあの音色、速いテンポに変わって技巧的な演奏がされるこの曲をよくリクエストしてかけてもらったものだ。

 ベートーベンの運命などの交響曲やチャイコフスキーの曲などいろいろと聴かせてもらった。

 その頃高校では、放送部室だったと思うのだが、僅かだがクラッシックレコードがあり、放課後に時々聴レコードをかけて聴くことがあった。あるとき、チャイコフスキーの白鳥の湖の情景の場面を聴いていたら、社会の先生が入ってきて、「君、これはバレーの曲だよ。こんなのを聴くのか?」と言った。

 「えっ!バレー音楽は聴くものではないの?」と一瞬恥ずかしさを覚えた。しかし、白鳥の湖の情景の部分は大好きであった。大学に入って白鳥の湖のバレーを見たときには感動したものである。

 クラッシックの友人のお陰で、クラッシックがますます好きになり、大学に入ってからはコンサートにもよく行くようになった。

 一方、もう一人の友人からはポピュラーミュージックの影響を受けた。その頃は確かS盤アワーというのが盛んであったと思うのだが、ラジオから流れる洋物の音楽に目を開かせられた。

 夏になると、ハワイアンが盛んに演奏され、バッキー白方とアロハハワイアンズtとか灰田勝彦などが人気があった。

 また、松本英彦や中村八大、小野透(?)トリオなどの楽団も大人気であった。そうしたポップミュージックをもう一人の友人から教えられて聴いたのである。こちらの方はどちらかというとマイナーでこういう音楽を好む者は軟派と言われていた。

 それに対して、クラッシック系は硬派であった。私は、硬派であったが、軟派の友人がいたのでその影響も受けたのである。

 その後今に至るまでクラッシックもポピュラーミュージックも両方を聴いている。

 硬派の友人は、その後京都大学に入り、教員生活を送った。片方の軟派の友人はお坊ちゃん大学と言われた立教大学に進み、大製薬会社に入って海外を飛び回ったという。

 クラッシック派の友人は今もクラッシックのマニアックで名盤を求めているそうだ。

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