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2009年1月10日 (土)

新年最初の日本語教室で思ったこと

 今日は、愛知国際プラザでの新年最初の日本語教室があった。顔ぶれは2学期とはかなり入れ替わって、新顔が多かった。

 私が2学期に担当した日系ブラジル人は仕事がなくなり正月に帰国したし、一人の韓国人は別のレベルに移ったので、韓国人2人とベトナム人が一人の3人になった。この人たちの日本語のレベルはかなり高い。今日は、新年をどのように過ごしたかを話し合った。

 韓国もベトナムもお正月は旧暦である。日本以外の中国、台湾、タイ(訂正→タイは4月だと指摘がありました

など東南アジアの国もみな旧暦で正月を祝うのがおもしろい。そういえば、ミャンマーだけは確か四月だったが。

 当然、彼らには正月という気分はない。が、正月のことを話し合う中で正月料理について話を聞いて、日本のお節料理は特別だということがわかった。

 もちろん、ベトナムにはバナナの葉に米を載せて、豚肉と特別な野菜を加えて味をつけて、大きな蒸し器で12時間もかけて蒸す料理とがあるし、韓国には、米を固めてそれを包丁で切って汁に入れて煮る料理があるということであった。

 それぞれ独特の料理があるのだが、日本のようなお節料理というほどのものはないという。

 考えてみたら、日本のお節料理は、縁起をかついだところはあるが、海のもの山のものなどバランスよく、健康にもよく、しかも、見た目も大変美しく作られている。いわば芸術作品のようなところがある。

 東アジアで日本だけ新暦の正月なのだが、それだけでなく、料理も独特の伝統料理を継承しているところが素晴らしいと思う。

 今年のお節料理は、報道によると、15万円のものがよく売れたのだという。いったいどんな料理であったか見ておけばよかったと後悔しているが、やはり、それぞれの家庭で手作りの御節料理をつくるのが一番よいと思う。

 それで思い出すのが、故郷新宮のお節料理である。どこの家庭も秋刀魚すし(秋刀魚のことをサイラと言っていた)と白い昆布すしをつくり、大きな皿に盛って3ヶ日食べるのだ。油の少ないサンマをうまく使った熊野ならではの郷土料理である。

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コメント

 タイも旧正月だと思っていました。ミャンマーと同じ仏教国なので4月なのですね。ご指摘有難うございました。国によって正月が違うのも興味深いことです。日本と隣の韓国の正月が違うように、ベトナムとタイやミャンッマーの正月が違うのも面白いですね。
 クリスマスを楽しみにするのは日本も同じですから、そこは仏教のおおらかさかもしれませんね。

投稿: らら | 2009年1月11日 (日) 12時35分

 お正月について
 言葉尻をつかむようで悪いけれど、タイの正月は4月13日です。ミャンマーが4月という事でしたら、恐らくカンボジアも4月ではないでしょうか。
 タイ正月は水かけ祭りといわれています。この日は子供たちが年寄りに水をかけて長寿を願い、年よりは孫子に水をかけて祝福します。
 お寺でお経をあげてもらうと、お坊さんが水を掛けてくれます。私は4月8日に仏様に水をかけるのと関連があるのではないかと考えていました。
 華僑、中国系の人々は、旧正月を盛大に祝います。ところがこの日はタイ人は別に祝いません。旧正月は中国系の人たちだけの正月です。
 最近は新正月も祝うようになりました。この時期に都会から帰省してふるさとで正月を過す人が増えてきていますが、公休は12月31日と元日の2日間です。仏教国なのに奇妙な事に”Merry Christmas & A happy new year”です。
 新年を祝うというよりも、大売出し行事の匂いが強いです。
 大ご馳走をするのは、田舎の結婚式や法事などです。

投稿: 服部 | 2009年1月10日 (土) 22時53分

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